木枠を泳ぐ流動体への応援コメント
こんにちは!1人1作品優しくコメントする企画の主催者のMegです!
この度は企画に参加いただきありがとうございます。
木枠、とても面白い表現ですね。我々は確かに社会に生きる中で、集団からはみ出ないようにペルソナを被り、自分らしさを押し殺しているなあと考えさせられました。
そんな中で丸くならず強く生きている田中さんのキャラがいいですね。
神宮寺さんには共感もさせられます。
2人の名前が同じなのも粋ですね。
ここからは個人的な願望みたいになってしまいますが、、
読んでいて、どうせなら田中先輩と神宮寺さんの木枠の形や強さの違いを圧倒的に読者に見せつけてくるシーンを見てみたいと思いました!
冒頭の化粧っ気のない田中先輩や、うざい先輩にいじられてる先輩のシーン、
神宮寺さんのアニソン集め大好き、コンビニご飯大好きと言えないとシーンもいいですが、
醜い木枠に濁った流動体である神宮寺さんの、激しい感情の上下を、さらに欲張るならそれを田中先輩にぶつける様を見てみたかったです。
例えば仕事でも趣味でもいいので、同時に同じような壁に当たったとき、似たような試練に遭遇した瞬間、正反対の優奈さん2人がどんな反応をするのか。
田中先輩の木枠のすごさと、神宮寺さんの木枠の醜さ、枠の中の濁り具合。
木枠の圧倒的違いを見せつけられたときの神宮寺さんの激しい絶望感や深い悲哀など、こちらの短編の中に、短くでもいいので示されたら、物語も大盛り上がりで、さらにすごい対比表現と感情体験を読者に提供できるんじゃないかと勝手ながら思いました。
そのくらいのポテンシャルを田中先輩も神宮寺さんもキャラとして持ってる気がします。
ぜひ読んでみたいです!
作者からの返信
初めましてMeg様、丁寧なコメントを頂いて恐縮です。
短編作品の上手いまとめ方が分からないまま、とりあえず書いて公開して、反応を見つつ学んで行こうと思っていたのですが……
全体的に淡泊な仕上がりになってしまって、足りていない部分を的確にご指摘頂いたような心地です。
物語が私の頭の中に閉じ込められたままで、読者の方にまで伝えられていない感覚というか。
ご指摘頂いたことを参考に、お話を練り直すか次回の執筆に活かしたいと思います。
本当にありがとうございます!
木枠を泳ぐ流動体への応援コメント
ペットショップに行く。
幾つかのケージの中に犬や猫が居る
でも”その犬”や”その猫”を見たのは初めての筈だ。
なのに何故、その生き物を
「これは犬」「これは猫」
と認識が出来るのだろう?
それは「犬枠」「猫枠」に当てはめて
判断しているから。
そうしないと認識出来ないから。
人が人を認識する時も同じ。
その人そのものは複雑すぎて認識出来ない。
だから理解できるレベルまで簡略化して
記号化する。
人からの評価と自分の感覚が
一致しないのは当然ですよん。
作者からの返信
理解できるレベルまで簡略化して記号化する。
なるほどなあ〜
枠に当てはめなければ認識すらできない。
人間の意識って不思議で面白いです。
木枠を泳ぐ流動体への応援コメント
自分の為に生きるか
他人の為に生きるか
もちろん、この世はそんな二極論では片付きません。
どちらの「優奈」も、いつどちらの世界に染まるか分かりません。
憧れや嫉妬も、想う以上に想われるものですからね。
それを理解してもいい
それを否定してもいい
自分のココロだけは自由でありたいと思うのです。
ドラマティックじゃなく、日常の一場面だからこそ、心に響くお話だと思いました。
作者からの返信
感想ありがとうこざいます!
星まで頂いて嬉しい限りです〜!
短いものを書いてみたいと思って試験的に作ったお話で、かなり拙い仕上がりなのですが……( ̄▽ ̄;)
いつも、上手く表現できない部分を掘り起こして察してくださるのが本当にありがたいです(笑)
どちらの優奈も、よく居るタイプだよなと思いつつ……