勇者になりたかった少年は神様となる

ネコチキンもやし

第1話ep.1

村長「でていけ!!お前みたいな役立たずはこの村に住む資格はない!」

ソルト「そ、そんな!それはあんまりですこれから先どうやって生きていけばいいと言うんですか!」

村長「ふん、お前みたいな役立たずのゴミが生きている価値などあるわけなかろう殺さないだけありがたいと思え!さっさとでていかんか!この恥さらしが!」

「くっ…わかり…ました、でてきいます」

ソルトはそう言うと門をくぐったその時だった。

ニヤリと笑う村長そして、

村長「魔法発動!」

と言うとソルトの足元に魔法陣がでてきた。

「な!なんですか!?これはどういうことですか!?」

いきなりのことで戸惑うソルト。魔法陣からでようとするが弾かれでれない。

「クックックックッアーッハッハッハッハッハ

お前みたいな村の汚点をそのままにするわけなかろうが馬鹿め!ゴミの処理は昔から魔の森と決まっている!この魔法陣は昔から代々伝わる魔の森への魔法陣だ!せいぜい生き延びてみろ!まぁ無理だろうがな!アッハッハッハッ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

そんなことがありましたどうもソルトです。

今は魔の森でゴブリンの集団に追いかけられてます。

「ギィィヤァァァァくーーーーるーーーーなーーーーー」

こうなった理由は━━━━━━━━━━━━━

僕の名前はソルト村に住む9歳の男の子。

両親はいない。お父さんは生まれた時からいないし、お母さんは3年前に亡くなった。でもそんな僕を引き取ってくれたのは、この村の村長だった。僕には才能があるらしく勉学や、戦闘の練習を一生懸命頑張っていると村長が褒めてくれてとっても嬉しかった。

おじさん「この村始まって以来の逸材だよ!ソルト!」

おばさん「これは今日の儀式が楽しみだねぇ」

村の人達はとっても優しくて好きだ。

儀式とは、9歳になると神様からスキルが貰える子が出てくる。大抵は頭がよかったり、戦闘の才能があったりとか何かしら優秀な子供のみにしか出ないという。そして貰えるスキルにも

善し悪しがありいいスキルを貰えるとそのまま王都に招集されると言う。

ソルト「うん!僕頑張るよ!皆!」

そして儀式の時

神官「次、ソルト君」

ソルト「はい!」

神官「この水晶に手を当ててください」

ソルト「はい!」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

名前ソルト Lv1 年齢9歳 性別男

職業------

体力━━F

魔力━━F

筋力━━F

速力━━F

防力━━F

潜在能力━━∞

スキル━━なし

神の加護━━@¥$¥$&$*▼▲◆◎○●◇

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

神官「こ、これは!?」

村長「ど、どうですか!」

そう言う村長に神官は、

神官「ゴミですね、何の役にも立たないゴミでしかない」

他の村の村長「あっはっはっゴミだってよ!ゴミ連れてきてるぞこの村!」

「なんであの子を連れてきたんでしょうか?村長も馬鹿なのでは?」

「「「あっはっはっあっはっはっあっはっはっ」」」

場の嘲笑に耐えきれなくなったのか村長は、

村長「くそっこい!ソルト!」

ソルト「はい…」

そして帰りの馬車の中

ソルト「あの…村長…僕」

村長「黙れ!ゴミが!お前のせいでわしの評価が下がってしまったではないか!あいつの息子だから今まで世話してきたのにその恩をあだで返しおって!くそっ!何とかして挽回しないといけない…」

そして冒頭に戻る。




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