短編予定 要らなくなった“お人形”

https://www.alphapolis.co.jp/novel/208581808/925477515

アルファポリス 記載済み 

- [ ] 贈られたモノ

- [ ] 主賓室

- [ ] 人形の扱い

- [ ] 人形の挨拶

- [ ] 目  確実に王の監視

- [ ] 耳  聞こえない 口の動きでわかる

- [ ] 観察 隷属紋

- [ ] 味

- [ ] 人形の一日

- [ ]



破損の報告

ポーションの利用の許可に該当した。


低級劣化も見られるもの


じんじんとした痛みは消えない。いつも通りだ。


腫れがないのを確認して、作業に戻る。



痛みがあるには、魔力の修復がおこなわれなかったから。



魔力は覚えているらし



フツーのしろ


この命令が一番難しい。


瞳が普通の人間ではない

人形とよばれる



暗殺として使えても、男を落とすのに使えない

不便だと言われる



身嗜み、

状態を戻しておかなければ



誤魔化し、化粧

装う。


ベッドメイキング

をしに主賓室に訪れた。


ここに入る許可のあるメイド



食事なし


行ける時に寮に戻り

情報交換んlときにつめこむ


あとは保存食




人形の扱い



この男は部隊員だろう

目でわかる。ずっと訓練場にいたわたしとは違い、身分を与えられて



くしをいれた


人形の手入れ


卑小な私は2日は寝ていたらしい。


監視人がそう言った。



オハヨウゴザイマス


各種挨拶と承知しました

が許可されている


隷属紋

薬の作用



ハンドサインだ。



叩かれた。




今日は叩かれない日だったなあ。



劣化したポーションは、魔力を回復させない。

傷跡は消せても、



任務中に痛むのは成功率に関わる

劣化ではなく、通常のポーションを使ってもらえるが



あ。


任務はもうないんだった。



いつ、死ぬかなあ。




いきたいとおもったときに死ぬ

というのが通説だ。



生きる望みに縋るな


即断でシネ。



叩き込まれる規則だ。



任務の遂行を含むだから



だいたいが、授業より軽いけど演技力が難しいからな。



落第だった。



真似はできても、違和感を感じる


と言われて不合格だった。



ーーー

「人形騎士への嫁入りが決まりました。」


それは報告ではなく、命令。



それを告げたのは、

継母になるのではないか?との噂のある貴族女性。


年頃になった、義理の娘になるかもしれない女をさっさと追い出したい

と言う気持ちはわかるものの。


実際にされると“腹立たしい”気持ちになるものですね。



貴族の娘として嫁入りはするものと思っていましたが。


なぜ、父からの言葉ではなく

まだ家と関係のない人なんだろう。


そんな気持ちを抑え、「わかりました。」とだけ答えました。




人形は褒め言葉ではなく、蔑みの言葉。

その麗しい顔(かんばせ)と、勲章をお持ちの貴族に


使うには不似合いのその呼び名。


婚約者に捨てられた

つまらない相手だった


と噂は、悪意に満ちた作為的なものと思われる。


それさえ垂れ流されたままの手腕は、如何程かと思うも

騎士としての腕を持ち、書類も文官並みと能力を褒める言葉も多い。



その容姿から、噂の的になりやすい方だと

私でも知っている。



そのお相手に、私ミレーナ・ブリューセが選ばれたようだ。


正直、誰が選んだのかさえわからない。

ただ、とんでもなく何かが渦巻いている気がする。



けれど、私にとれる選択肢はない。

この家で、もうする気も起こらないわ。



“捨てられた”


そういう気持ちになっても父を恨む気にはなれなかった。

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