第2話 桜の下での君との出逢い
朝、玄関のドアを開けると新学期の爽やかな空気が鼻腔をくすぐった。
ああ、なんていい日なんだろう!!
受験頑張って良かった〜!
呑気なことを考えながら大きく伸びをすると隣に人影が。
「あ…!すみません、道塞いでましたね…、ってもしかして同じ高校?!」
「あ?そうだけど。てか忙しいからはやくどいてくんね?」
は、は???
「え、あどうぞ」
「ドーモ」
礼をいいながらスタスタ歩いていった。
なんだアイツ!
新学期なんだからちょっとくらい春の空気を味わってたっていいじゃん!
しかも初対面であの態度!
でも、高校生活思いっきり楽しんでやるんだから!!
待ってろよー!!!
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