「勇者レベル0」by まめいえさん
本システムを使っていただいた方がいらっしゃったので,紹介させていただきます.
元作品URL:
https://kakuyomu.jp/works/16816452218621411057
Kakuyomu Hyper Readerバージョン:
https://www.tonyu.jp/khr/?w=104386
本作は「王道RPGのようで,ちょっと違う」とあるように,最近流行りのチートやらゲーム要素などは極力抑えられていますが,唯一あるのが「レベル」の概念です.勇者に登録(!)した者は,レベルが表示される腕輪を身に着けています.それ以外の細かいステータスなどはないのですが,この「レベル」の概念が後で重要な(大変な)ことに繋がっています.個人的に「レベルって最初1じゃないか?」とか思ったのですが,本作では「0」でなければならない事情があります……それは内容を読んでいただくとして,本作のテーマとしては「魔物=悪」に対するアンチテーゼがあるようにも思えます.様々な登場人(魔)物が,それぞれ立場を意外な方向に変化させながら物語が進んで行きます.誰が善で誰が悪か? というのを予想しながら読むのがおすすめです.
全体的にコメディタッチな部分が多いのですが,中にはかなりハードな展開も含まれており,その展開を克服した後の爽快感もありますし,何よりこれはラブストーリーでもあり,2人が惹かれ合う過程を要所要所に挟んであるのが素敵です.
≪Kakuyomu Hyper Readerバージョンの楽しみ方≫
※注意:この先はネタバレっぽいものもあります.
本作は基本的に親切な作りになっていて,重要人物は各エピソードのタイトルで明示され,どんな立場なのかちゃんと説明がありますし,時系列が戻るときもエピソードの冒頭で「第何話の続き」と明示されているので,正直元のバージョンでも迷ったりすることはありません.
おすすめの使い方は,一度読んでいただいた後に,「立場を意外な方向に変化」させていく様子を人物ごとに観察してみることです.「あー,この時点でもうこの人ヤバいじゃん」とか「あー,この子,こんなところでしれっと出てて……」「あ! ひどい.例の子,ハイライトすらされてないじゃん(自分で単語選択して追加は可能です)」とかを味わってみましょう.
あと,これは最後まで読んでいただいてからやってほしいのですが……単語は別に人名でも地名でもそれ以外の単語でもなんでも追加可能ですので,全部読んだあと(←大事なので2度言います)に「〇〇〇」を追加して,順に辿ってみると胸キュンかもしれません.(12話,20話,47話,77話に登場する,ひらがな1文字,漢字2文字の単語です).
Kakuyomu Hyper Reader @hoge1e3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Kakuyomu Hyper Readerの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます