第4話ドラコ、団子屋に行く

「腹減ったリュー。」ドラコは、一度食べてみたいと思っていた団子屋を目指して歩いている。「ここだ。」目の前に大きな串団子の置物が置いてある団子屋に着いた。団子屋の名前は、美味団子(うまだんご)「沢山食べるリュー。」ドラコは、楽しそうに美味団子に入店した。「いらっしゃいませ」店の奥から店主が挨拶をしてきた。しかし、ドラコは、ショーケースの中の串団子に目が釘付けだ。「美味そうリュー。」店主が「どれにしますか?」と聞いてきた。ドラコは、「雷雲団子1本と朱雀団子2本下さい。」と言った。店内にテーブルと椅子が置いてあるのでそこに座ってると「どうぞ。」と店主が雷雲団子1本と朱雀団子2本と頼んでない黄金団子を3本ドラコの前に置いた。「黄金団子は、頼んでないリュー」と言ったら、店主が「あんた魔法を使えるね?」と返答してきた。「リュー!!」ドラコが驚いていると「魔法を使えるなんてあんた最高だよ!!」「何故わかったリュー」「俺が作った黄金団子は、魔法使いが来ると光るんだよあんたは、間違いなく魔法使いだ。」「いただきまーす!」我慢できなくなったドラコが串団子にかぶり付く。「雷雲団子は、電気が走ったような美味しさ、朱雀団子は、熱く、何処までも飛んで行けそうな美味しさ、黄金団子は、身体中の細胞が喜んでいるような美味しさ!!!」「魔法使いからお金は、取れない。」店主は、そう言うと代金を支払おうとしたドラコの代金を受け取らず、無料でドラコに沢山の串団子をドラコに渡した。「ありがとリュー。」ドラコは、お礼を言って店を出た。「今度、シロネと一緒にこの店に来よう。」ドラコは、大満足だ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る