ヤミー魔術学校
■魔法使い
この世界において、魔力を持つ人間と、魔力を持たない人間で分かれている。魔力を持っているからと言って魔法使いにならなければいけないわけではなく、普通の生活をしていれば魔力はいずれ薄まり、使わずになくなる人もいれば残る人もいる。魔法は基本的にあったら便利だが、あまり重要視されてはいない。パルフェクトのようなタレント魔法使いの出現により魔法界隈は賑わっているが、大半はその厳しさに耐え切れず辞めるかクビになり、普通の生活を選択している。
■魔法
呪文を唱えることによって体内にある魔力が姿を変えるため、滑舌、発声は必須。滑舌が悪い、声量が足りないなど、発声が原因で辞めていく若者も多い。
■第13ヤミー魔術学校
『学校』と名乗っているが、実は魔法養成所の別名である。第1ミラー魔術学校から始まり、いくつもある中でヤミー魔術学校はその内の一つである。そのため、五年以上続けて魔法使いデビューが出来なかった生徒に関しては赤紙、卒業証書が送られる。(クビという意味)しかし学校ではあるので魔法以外にも一般常識や普通科目の勉強も教えている。そのため、赤紙が届いても就職や進学に困る生徒は少ない。学校代は安くないとルーチェは言っているが、イメージは私立校のような感じです。
■クラスレベル
学生クラス→落ちこぼれ居残りクラス(番外編???にてミルフィーのクラス)→研究生クラス(本編にてルーチェのクラス)→特別研究生クラス→ひよっこクラス→駆け出しクラス→魔法使いデビュー。一年に一回査定試験があり、選ばれたら飛び級も可能。
■マネジメント部
名前の通り、ヤミー魔術学校出身の魔法使いとしてマネジメントするチーム。自分達から依頼人に魔法使いを派遣しなければいけないため、選び抜かれた者しか魔法使いになれない。魔法使いになった後も仕事が取れなければ契約更新は無い。
ホーネッド校長先生
第13ヤミー魔術学校を設立した魔法使い。
凄腕の魔法使いでありながら人を見る目も長けており、まだ教育実習生だったマリアを落ち着きが無かったミランダにつかせたりと、気を配れる一面もありつつ、時に冷酷に冷静に魔法使いになりたい若者に現実を見せつけることもある。
ルーチェを10年以上学園に残しているのは彼の意志でもある。
マリア・ハーベルト
ヤミー魔術学校の教師。風の魔法使い。
現役時代は風魔法使いとして活躍しており、現在も教師をしながら魔法使い業を続けている。沢山の生徒達を見届け、見守り、生徒を我が子のように思っている優しい女性。その一人であるルーチェが道筋を迷っていたため、『これ以上耐え切ることが出来ず』全てを教え子のミランダに託した。
フィリップ先生
ヤミー魔術学校の教師。火の魔法使い。
現役時代は火の魔法使いとして活躍しており、現在も教師をしながら魔法使い業を続けている。去る者は追わず来る者は拒まず、沢山の生徒達を見届けた。
魔力がしっかりしてるのにコントロール出来てないルーチェのことを「壊れたオルゴール」と命名している。
マダム
ヤミー魔術学校の教師。水の魔法使い。
現役時代は水の魔法使いとして活躍しており、現在も教師をしながら魔法使い業を続けている。発声の授業を主に担当しており、努力して実力をつけてきた者達は褒めて称えるが、何もしてこなかった者に関しては烈火のごとく説教をする。生徒達にとってはかなり厄介な姑先生として「マダム」と呼ばれている。
マザー
保健室の先生。治癒魔法使い。
現役時代は魔法看護師として活躍しており、現在は保健室の母として生徒達の看護をしている。気分が落ち込んだ時には保健室へ。あなたのマザーが待ってます。
トゥルエノ・エルヴィス・タータ
詳細は8章からの為記載不可。
ミルフィユベルン・ストグリル・ ディクステラ
番外編???の語り手。(作者的には裏主人公位置)
番外編時点で、闇魔法を専攻している居残り落ちこぼれクラスの生徒。
将来の夢は魔法使いになること、ではなく、狂気に渦巻いた闇魔法の魔力分子を薄め、他の魔法同様狂わずに使える仕組みを発明することであり、そのために闇魔法を専攻し勉強している。
危険な闇魔法の分析に伴い、魔力分子の仕組みについてかなり熟知しており、日々マニア級の分子計算をしている。
モーラ
ミルフィユベルンの友人。
番外編時点で、火魔法を専攻している居残り落ちこぼれクラスの生徒。ミルフィユベルンが上に上がれなかったため実力は十分にあったが、彼女と一緒に居残り落ちこぼれクラスへ入った。
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