第36話 ナーリンからの手紙(赤い子竜編)

赤い子竜編


エイルさんいわく

「お城にいる女官長のナーリンが心配するといけないから 

魔法の伝書鳩でお手紙を送ろう」

「わん子さん ナーリンはすごく可愛い

見た目は僕より年下の美少女だよ 本当は年上だけどね

優しいし、今度紹介するね」

エイルさんはそう言って手紙を書き、折り紙で魔法の伝書鳩を作りました。


パタパタと羽音をさせて、魔法の伝書鳩さんは黒の王都、お城へ・・



お城で、ナーリンという14、5歳ぐらいの少女

※だけど、なんと女官長!が

エイル(エルトニア)からの魔法のハトの伝言を受け取った。


「まあ 魔法のハトさん有難う!

そうだわ!リアン様のことを知らせなくては!」

今度はナーリンが手紙を託し、窓から魔法のはとを外に放つ

ばさささ!


魔法の鳩は、街に向かう途中のエイル達を見つけた


「あ、朝にお城に出した魔法のハトさんですワン!」

ハトから手紙を受け取る。


お城の仲良しの女の子のナーリンさんから

伝言を受け取ったエイルさんですワン!


「何かな?あ!!」 「どうしたですか?ワン!」

頬が赤くなり!すごく嬉しそうなエイルさんです!ワン。


「リアン兄様がこの国に来て、街にいる。」 

「リアンさま?どなたですか?ワン」


「僕、ううん、いけない!私の親戚で、すごく優しい人!


武人でめったに会えなかったけれど..会いに来てくれたんだ」



本当に嬉し気でご機嫌なエイルさんですワン!


子竜さんことアーシュさん その人(リアン)の事知ってますか?ワン

首を横に振る。 なんか子竜さん 

心配そうにエイルさんの事見てます ワン!

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