第12話 目つきの悪い(鬼瓦風?)アーシュの手料理

アーシュの手料理

『う、うまい うまいですワン・・!! 

性格も口も悪いが

料理は最高ですワンワン』 

シュボッツ! 

『あああ、しっぽが焦げてますワン』


 『黙って食え!』

『なにも僕のしっぽを 魔法で焦がさなくてもいいですワン』

『ピピイイ!!』(可哀想でしょう!)と

抗議する小鳥さんことエイルさん


『心配しなくて、いいから 

とりあえず、この木の実をすり潰した物を食べなきゃだめだよ

 エイル・』とアーシュ


『ラブラブだワン☆』

左手(実は左利き)には、すり潰した木の実と小鳥(エイル)

空いてる右手から、魔法の火がボウッとつく


『あちちちち!!!ヒドイ また、しっぽが焦げたワンです!』

『そろそろ、寝るぞ』

『ひどいですワンワン!!』

『また、しっぽが焦げるゾ、ワン子』


『しくしくワンワン』

『ピピイイイ!!』(だからいじめちゃダメ)小鳥さんことエイル


『はいはい・』

こうして、夜は更けていったのだワン。


※おまけ 「ワン子さんの秘密・」


朝、『さあ 街に行くぞ! ん、どうした「ワンころ」元気ないぞ?

  どよ~んと縦線のワン子さん


『ピピッ』(どうしたの?)と

  エイル 


『なんでもないですワン』 


『?元気だせよ。行くぞ?』


『ピ~ッ』(アーシュ何かした?)と小鳥さんのエイル


『さあ?』とアーシュ


実は....

僕には、誰にも言えない秘密が出来てしまったワンワン。


それは夜も更けた 真夜中の事.......


『エルトニア~、お毛布ちゃんと着なきゃ風邪、ひくよ~ムニャ、ムニャ』

寝ぼけたアーシュさんが 僕をエイルさんと間違えて、毛布を直してくれたワン

と.....そこまではよかったのだワン。


『エイル~・』ブチュウ~ウウウ~


KISSされた!よりにもよって、男の子にキスされた!!しかも相手は

目つきも、性格も問題ありのアーシュさんにキスされた!! 

ガ~ン、ン、ン!!

『おやすみ~・』『お、おやすみじゃない!!

こら!ひどい!セクハラだああ

ど~してくれる!!』


「言えない!! (特くに!)エイルさんにも誰にも言えない!!!」

しくしく

次の日の朝ですワン! 森の奥 湖の傍へ向かうワン

(アーシュ+小鳥(エイル))


早朝、気持ちのよい朝ですワン!


おや、アーシュさん! 魔法の紙で何を作っているのですか?ワン


鳥の形に折られた魔法の紙は、魔法の鳩、伝書ハトに姿を変化した!

(※ ちなみに魔法のハトなので、

なんと!1キロぐらいの荷物が運べるのだワン)


「城にいるエイルと仲良しのナーリンという女の子が

心配するといけないから


帰りが遅くなるという伝言と


風邪薬を届けてもらおうと思って、そうだ!!


お城の様子も聞いてきてくれる?じゃあ!頼むよ!」



ハトさんがお城に向かって飛び立ちましたワン!


「わん子!薬草はどこを捜せばいい? 他の場所の心あたりは?」

心当たりは そうですワン 森の奥 湖の傍へ向かうワン

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