第3話 let me down easy



白い夜に

両手を合わせて

変われなかった私を許してほしいと願う


このままでは駄目だと

何度もやり直そうとしたけど


川の流れは変えられない

素直に流されれば良かっただけなのかもしれない


周りの景色が変わると共に

私自身も変わって行き

もうやり直せないと諦めた時


真白な雪が私を包み

この心を純粋にしてくれる


諦めていた世界に戻ろうと

もう一度目を開いて前を見る


白い妖精たちが

静かに舞い降りる


クリスマスの夜のように

此の夜だけは妖精たちが私を包んでくれる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る