第3話 競争者1リエ

リエの戦略

とにかく男子の集まる所に顔をだす。


学食は女子より男子が多い

学食には多様な自販機もあった

夏が近い今人気なのはアイスの自販機だ、


アイスの自販機機はかなり並ぶ

今までのリエなら並ばない

圧だけで先頭に入りさっさと買っていた。

だけど並ぶ時間、学食に入られる、

前後が男子なら話す機会もある。


なので、リエはアイス自販機にあえて1人でならんでいた。


珍しく連んでいないリエを見つけた、

数人の女子


彼氏を以前リエに取られたのだ

女子スイッチはそう簡単にオンにはならない。


 ちょっとリエ!マサキの事で話しあるんだ

そう声をかけられたが、

リエはわからない顔をして

注目してくる男子達を意識して


  え?なんの話し?怖ーい


少し高めの声で怖がった


  リエ!!人の男に手だしてんじゃねーよ

  このブスが


残念、リエの乙女モード完全なオフ。


  は?お前がただ、振られただけだろ

  人のせいにしてんじゃねーよ

  ブスにブスって言われても

  なんも思わないですけど

  だいたい、手だしてきたのは、

  マサキだし

  マサキごときに興味ねーわ

  ブサイクどうしでお似合いなんだよ

  うぜー

すると、アイスを持ってまさに今から食べようとしてる子のアイスをとりあげると


文句を言ってきた、女の顔面にグニャと

アイスを押し付けた。

女は泣き出した

リエは

  泣くくらいなら

  文句言って来んじゃねーよ、雑魚


そう言って

周りを見渡すと、男子が引いているのがわかった。


リエは、面倒くさそうに、アイスの列の先頭の子に、

  どけ!!

とゆうと、大好きなチョコミント買い

教室に帰った。


  どうしたー?

皆んなが聞いた。

  女ってめんどくせー!

皆んなは話しを聞いて笑った


午後の授業になった。古文だ。

若い女の先生で、男子から人気があった

リエは

  先生ー!彼氏いんの?

そう聞くと

  ん?今いない!

サクッと先生は答えた


  彼氏いた方がたのしいの?

リエは続いて聞いた。

教室のみんなも注目した。

先生は、授業中だけど、たまにはいいかと

話しはじめた。

  彼氏がいるから楽しいって言う

  そうゆう訳でもないかもね。

  すごい好きで、相手も好きで

  そんな関係なら、幸せかも、だけど

  とりあえず彼氏いたからって、

  好きじゃないなら楽しくないかな

  まだ片思いの方が、楽しいかも

  どちらにしても

  恋に、悲しい、寂しいとかは

  付き物だしね

リエは続けて聞いた


  結婚したら幸せ?

先生は


  んー、私は独身だから

  なんとも言えないけど

  恋とは違うよね、

  責任とか、お金とか、生活だもん

  だから

  キュンキュン出来るのは

  貴方達の年齢よね

  後先考えず好きって気持ちで

  突っ走れるんだから

  いい恋しなさいよ。


リエは考えてた、本気で好きな人なー

出来たら変わるのかな?

キュンキュンねー。

エロとは違うワケだよね?

たしかにドラマみたいな恋したいな。


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