陰キャの僕がまともに働けるわけがない

Mintson

あらすじ

 小学校から僕は、友達ができたこともない。もちろん中学と高校もである。

普段は読書と勉強だけをしている。やることはそれしかない。

 友達と一緒にマックに行ってポテトを分けながら食べたりしたことはない。集合写真も毎回は端っこのほうでした。

 学校は毎日が退屈で、楽しい思い出など一回もなかった。青春の一つも体験せずに卒業をした。

 勉強しかしてこなかったので、大学はそれなりのところに行った。時間を一個のことにしか集中してやってるのだから当たり前の結果だ。

 大学でデビューしてやると考えたが、結果は変わらなかった。

 人間はそれほど簡単には変われないのだろう。

 そこからの生活は、高校時代と変わらなかった。日々の講義を受け、勉強するだけの人生。退屈であった。

 卒業後は、半年をかけ過酷な新人社員の入社試験に合格し働いた。だが、そこからの仕事は大変で、人とのコミュニケーションができない僕は、周りからの目線などの理由からやめてしまった。石の上にも三年と言う言葉があるのだが、僕には耐えきれなかった。

 何もかもがダメな僕は、社会から逃げるために、実家に帰った。そこからは、自由な生活になった。両親は何も言ってこないけど、昔から面倒をかけていたのでこれ以上はと考えた僕は、自ら家を出て行った。帰り道で、幼稚園の頃の男友達(蒼)と出会った。そして、彼は、住む場所を提供してくれた。

社長している蒼はブログの開発をしていた。そのサービスの感想を聞かせてほしいとのことなので、ブログを書き始める。

記事の内容は、蒼を女性の役にして僕と恋愛するストーリー。

そこから、小説を書くことになって、HJ文庫小説賞に応募をした。

ある日、小説のストーリーはフィクションではなく、本当に女性だったと気づく。

 そこから、恋愛に発展する、そんな陰キャの人生を描いたストーリです。

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