第二回ささたけ的直木三十五賞選考会

ささたけ はじめ

選考会場

第166回直木賞選考

選考のご挨拶

 おはようございます。ささたけです。

 再びこの季節がやって参りました。

 そうです、直木賞選考の季節です。

 既に私の手元には、読み終えた最終候補作が並んでおります。

 とりあえず今一度、作品名を振り返ってみましょう。


・同志少女よ、敵を撃て(愛坂冬馬 著)

・ミカエルの鼓動(柚月裕子 著)

・塞王の盾(今村翔吾 著)

・新しい星(彩瀬まる 著)

・黒牢城(米澤穂信 著)


 いずれ劣らぬ名作揃いですね。

 この中のどれが選ばれるのか、または選考なしなのか。

 まもなくその結果が示されます。それまでの退屈しのぎとして、今作を楽しんでいただければ幸いです。


 なお今回は、まずは候補作の予想を行い、その後で各作品のレビューをしていくという、前回とは異なる順番を取らせていただきます。

 理由は、本家の選考会では、選評の前に結果が示されるからそれにならって――というのは大ウソです。


 実際のところ、大変お恥ずかしい話なのですが、レビューを作り終えることが適わなかったのです。作品の読破は先週の段階で終えてはいたのですが、お休みまで頂いておきながら終えることができませんでした。本当に申し訳ない。

 終わらなかった理由は大雪による雪かきとか除雪とか雪下ろしとか色々あるのですが、言っても仕方ないのでそれは言わないことにします。寒波マジ勘弁。


 それはともかく。


 私がそうこうする間に、直木賞の発表が明日になってしまいました。このまま発表の日を迎えてしまえば後出しじゃんけんのようになってしまうので、まずは私の予想だけでもお伝えしたいと思います。

 その後のレビューは全身全霊をもってお届けいたしますので、なにとぞお待ちいただけますようお願い申し上げます。


 (言い訳が)長くなりましたが、それではどうぞ。

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