「高校生編」と「大学生編」の人物紹介(ネタバレあり)





黒若英雄くろわかひでお

本編の主人公。

裏設定として前作「七転八起」の主人公の転生後、記憶はない。

作品を分けているので作中にそのような描写はない。

陽キャではないけど、友達もいるし、けっこうモテる。

運動神経が良く、勉強も出来る、あまりラブコメにいないタイプの主人公。

一人称視点で物語を進めているが、英雄の語りと真桜の語りは大体半分ぐらいなので、主人公としてちょっと影が薄い。

真桜にプロポーズを受けてもらってからは婚約指輪の為に、日々アルバイトに勤しんでいる。



井手亜真桜いであまお

本編のヒロイン。

裏設定として英雄同様、前作「七転八起」のヒロインの転生後、記憶はない。

前世はNTRの所為で酷い目にあっているので記憶はないが、魂に強く刻まれている為、NTRに対して強い忌避感きひかんがあり、アンチNTRである。

ひ弱な女の子だが、様々なアイテムを駆使し悪辣な相手を返り打ちにしている。

そういった意味で最強だが、作中で自分の弱さも認める事によってより最強になった。

見た目は美人でスタイルが良くて、巨乳なある意味普通のヒロイン。

絶望的な運動音痴の為、趣味は読書。そして、信じられないぐらいアルコールに弱いので今後飲み会に参加する事はない。

英雄と婚約関係になり、最近の楽しみは結婚情報雑誌を読んで、ニヤニヤする事。



古井凛々子こいりりこ

英雄と真桜の中学校からの知り合い。真桜とは親友関係。

第三者として二人の事を客観的に分析できている。

明るくて社交的なので友達も多いが、低身長がコンプレックス。しかし、開き直って逆にコンプレックスを楽しめるちょっと変人。

高校を卒業後、エーエヌティーアール社の技術開発部で働いている。

英雄と真桜に助言したり暴漢対策アイテムを作ったりと、本作にはなくてはならない影の功労者。

不都合が発生しそうになると作者も頼らざるを得ないある意味チートキャラ。

変わり者である為、中々嫁の貰い手が見つからないが、本人はあまり気にしていない。



繁見堅豪しげみけんごう

真桜に返り討ちに合ったレイプ常習犯。

モテすぎて本気で嫌がっている女性にしか興奮しない、歪んだ性癖の持ち主。

その為、その毒牙にかかった女性が数人いる。

今までの人生において負け知らずで、常に他者より優位に立ってきたが、真桜に返り討ちに合い、その自信とプライドはこなごなに砕け散った。

化けの皮が剥がれてからは、表の顔である誰にでも優しい偽りの態度は捨てた。

真桜に釘をさされていたので、手元の女性とは暫く連絡を取っていなかったが、夏休みに我慢出来ず、一人の女性とコンタクトを取った。

そして、その密会時にその女性に刺されている。

この話はかなりダークなのと本編から脱線するのでカットしました。

因みに、堅豪は生きています。しかし、健常者ではなくなりました、という設定。

作者的には堅豪のクズっぷりと、そのやられっぷりはけっこうなお気に入りです。

悪役も大事だと思わされるキャラでした。



赤井紅羽あかいくれは

真桜と同じ大学の経営学部に通う、同じニ回生。

柚希の誘いで合コンに参加して、真桜と知り合う。

真桜が彼氏がいるにも拘わらず、合コンに参加している不誠実さに腹を立て、真桜を睨みつけた。他意はない。

その事からも分かる通り、曲がった事が嫌い。

柚希の勝手な暴露で真桜への誤解は解け、友人関係になる。

設定として、高校まで女子校に通っており、男性経験はない。

同世代の男子と話す事すら恥ずかしがる見た目に反してかなりの乙女。

合コンに参加した理由はそんな自分を変えたいと思ったからと、単純に人並に恋愛をしてみたいと思ったから。

大学の軽音楽部ではヘヴィメタを聴いている人がおらず所属は断念し、音楽の趣味の影響を受けた父親とその知り合いとバンド活動を行っている。

因みに、作者は小説を執筆中は大概メタルを聴いている。

その為、彼女のキャラは作者の押し付けによる所が大きい。



牧原円斗まきはらえんと

英雄の一つ下の後輩。

柚希の想い人。

中学校のサッカー部の頃からの知り合い。

後輩キャラよろしくと言わんばかりのッス言葉を使う。

その為、彼の発言はすぐに分かるありがたいキャラ。

英雄は知らないが、英雄が地元のサッカークラブでプレイしている姿を見た事をきっかけにサッカーを始めた。

真っ直ぐな性格で、曲がった事が嫌いだが、これも少なからず英雄に影響されている。

柚希が惚れた男前エピソードを考えるようとしましたが、書く機会も大したアイディアも浮かばなかったので断念しました。

今後の紅羽との関係が作者も気になる所。



田ノ下武たのしたたける

真桜と同じ大学の法学部に通う、同じニ回生。

入学時に真桜に一目惚れしており、それ以降頻繁に接触を試みようとしたりするストーカー予備軍。

真桜の事が好きすぎて、酔った勢いで人としての一線を越えようとした所を真桜に返り討ちに会う。

堅豪とは違い初犯で未遂な為、警察に捕まったとしてもそこまで重い罪にはならない。

彼の所属しているサークルはヤリサーではない。

どちらかと言えば、健全な出会いや、大学生活を楽しむ場。

当然、サークル内にはカップルはいるが、サークルの仲間内で乱交などの事実はない。

強姦をしている事実もない。

今回の田ノ下と柚希が異質なだけ。

現在は猛省もうせいし、真っ当に生きている。



宮下柚希みやしたゆずき

真桜と同じ大学の経営学部に通う、同じニ回生。

田ノ下と結託して真桜を陥れようとしたが、田ノ下が返り討ちに合ったことにより、そのはかりごとは失敗に終わる。

中学、高校では率先して美人な子や可愛い子をイジメていた。

その主な理由としては、妬み嫉みである。

彼女が好きになった男の子はその美人や、可愛い子の事が好きで、彼女の恋が報われる事はなかった。

それが一報的な逆恨みとなり、その子らに陰湿なイジメをしていた。

柚希の想い人である円斗は真桜について一切柚希には話していないが、彼女の美人への恨みは少し暴走気味になっていた。

それの延長で真桜の事も一報的に嫌っており、今回の事を引き起こした。



佐藤

モブA

田ノ下と一緒に合コンに参加した普通の大学生。

今回の田ノ下と柚希の謀には一切関わっていない。



鈴木

モブB

田ノ下と一緒に合コンに参加した普通の大学生。

今回の田ノ下と柚希の謀には一切関わっていない。



【今作のざまあについて】

犯した罪に対して、正当な罰って言うのは永遠の課題かと思います。

作者は堅豪と田ノ下が真桜に対して犯しそうになった罪は、彼女からの返り討ちに依ってある種のざまあが成り立つと考えています。

か弱い女の子を襲って、手痛い反撃に合えばかなり恥ずかしいです。

例えるなら、追放系で追放されずに逆に相手を追放したり、殺されそうになったけど、逆に相手を返り討ちにし、殺してしまうとか。

そう考えると相手の策略が失敗に終わる事自体がざまあではないのかと思います。

なので、柚希は別個、円斗から嫌われると言うものを用意しましたが、堅豪と田ノ下の真桜に対する罪の対価はあれぐらいにしました。

それと堅豪と田ノ下の違いは真桜以外の人への罪の重さです。


あまり語り過ぎると面白味が無くなると思いますので、ここら辺で終わりたいと思います。


最後に次章についてですけど、ちょっと今までの話の流れが変わって、新しいものになります。

なので、暴漢撃退アイテムは今の所登場する予定はないです。

予め、ご了承下さい。

なるべく早く、幕間と第一話だけでも投稿したいのですが、プライベートが忙しいので少々お時間を下さい。


後、作者はシリアスを書いているとギャグを書きたくなる衝動に時々駆られるので短編で何か書くかもしれません。

その所為で更新が遅れる事もご了承下さい。


改めて、沢山の☆評価、応援コメント、作品のフォローありがとうございます。

もう少しだけ続きます。










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