第2話 時空間トラベラーと4の扉
宇宙には、次元という考え方がある。
要は『知っているか、知らないか』で次元は変わってくる。
視点の違い、視野の違いとも言える。
視野が狭ければ、ものが横に移動しただけでも視界からは消えてしまう。
『人間とは、多次元を移動できる、時空間トラベラーなのだな...』
龍吾は移動する感覚を感じはじめるようになる。
無いはずのものがそこにある。
あるはずのものがそこに無い。
そんな現実がしばしば起きるようになる。
通念では、「記憶」と呼ばれるものであったが、実は自分でモノを自在につくり、世界を移動できる事の証明ではないか、と気づきはじめる事になる。
時空間は自分の脳内で自由に変化させ、肉体も出現させる事ができる。
世界は自分で移動ができる。
魔法使い、ドラゴン、ファンタジーの世界こそ、現実世界で、今の現実生活がファンタジー世界。
『実は、まったく「あべこべ」の世界だったのかもしれない...』
鏡の国のアリスのように、鏡に閉じ込められた世界が今の現実世界。
死はこの鏡の世界からの脱出であり、本来行き来できるのだが、
現在は鏡の世界から一度脱出してから帰って来るのは、
困難を極める状況になっているようだ。
鏡の世界が実は鎖国状態だったのである。
恐怖による縛りと愛するがゆえの執着という縛り。
死を受け入れるのは、物質世界である、鏡の世界ではとても難しい事のように思える。
鏡の世界からの脱出、4(シ)の扉の鍵は、この地球を維持する上で、重要な鍵の一つである事は間違いない。
瞑想や夢の中で死者に会うことができるものも現れるようになる。
そう、イメージは現実化できる。エネルギーは感じる事ができる。
不足を感じて『得よう』と感じるのは、今『有る』事ではない。
今『有る』事をイメージさえすれば、それは、そこに現れる。
そして、次元宇宙、世界の移動が自由に行き来できるようになり、選択の幅は大きく広がる。
時は19世紀のアメリカ。
奴隷解放の歴史、アメリカ独立戦争と今の現実が重なる。
人類が本当の意味で、奴隷から解放されるための戦いが、コロナウイルスの世の中には、隠されていたのだ。
26000年に及ぶ人類支配からの独立戦争のフィナーレは人を赦す事にあった。
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