第10話 ヨークの村を超え2階層を目指す。

ゴブリンの森を颯爽と駆け抜け、ヨークの村へ到達する。ヨークの村は村という名前の割に大きい壁の塀が使われている。レベルがそれなりに高い方だと思う、かつ、ステータスの上昇値が高いので、AGIが高いからすぐにつくことができた。

ヨークの村には食堂にクエストがあるのだが、この世界の食事で食べてみたいのは70層に行くために倒すボス、飛龍ドラゴニールの肉が、作中とても美味しいと描かれていたため気になっている。

ちなみにここのクエストは食堂の掃除のクエストで、報酬としてミルクをもらえる。

調理スキルで使えるのだが、おそらく取らないため放置である。

このままヨークの村をすぎ、再びゴブリンの森へ入る。

ヨークの村はゴブリンの森に囲まれているためまわりに大きな塀があるのだ。

そのまま進むと4人の冒険者とボス部屋が見えてきた。


コウキ「こんにちは」


冒険者1「やぁ、君もボス退治かい?それに1人…大丈夫かい?」


コウキ「ありがとうございます、1人で挑戦してみます、皆さんはもうクリアを?」


冒険者2「まだなんだよ、こいつがまだレベル低くて、さっき挑んだら全然勝てる気しなくてさ、逃げてきちゃったよ笑」


冒険者3「うっせえ!俺ももう14でお前らと1しか変わらねえだろ!」


冒険者4「まぁまぁ、少しレベルを上げてまた挑戦しましょう、先にどうぞ!」


俺はありがとうとお礼をいいボス部屋の方へ歩きだす。

レベルはみんな15程度か、まぁパーティでやると全員魔法が使えるとかなら効率いいんだけど、経験値が分散されるからな、、しかも2人剣、1人が大楯で1人弓か、、大変そうだな…笑

序盤の弓はDEX(器用さ、命中率のこと)が低いから仲間にあたりかねないんだよな、これならみんな弓にして一斉射撃すれば楽なのに…笑

といってもこれはゲームではないのでみんな弓にしちゃうとスキルポイントがもったいない、序盤は武器の心得でなんとかなるんだけど、後半になるとそれぞれの専用スキルが出てくるからなあ、後半が楽しみなパーティだ。

と、1人考え、ボスの部屋へと向かった。

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