第9話

翌日。

俺は頭をかかえていた。

一応、早起きして、中学時代の名簿と睨めっこしてイケメンを探した。

電話番号も一応載ってる。

ま、固定だけど。


電話をかけてみるが、

当然、そいつは出ない。

ま、もっとも。

イケメン、かたっばしから電話をかけてみるが、友達ではないため、頼みづらいのが本音。


というか、当の本人に頼むまえに。

大抵、

そいつらのお母さんかお父さんが出て

「息子はでかけてて...今いないの。折り返しにしようか?」と言ってくれるが、

時刻はもう午前9:00を少し回っていた。


タイムリミットの10:09が。

刻一刻と近づいていた。

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