ワインに気をつける

 本当に、死を意識するほど飲んで危なかったのがワインだ。

 ワインの二日酔いは本当にきつい。二度と酒を飲まないと思うくらいきつい。

 ワインはやはりボトル2本あけると、相当危ない。そもそも、日本人の体質に合わないのだと思う。日本人の体質に一番会うのは、薄いハイボールを永遠に飲んで喋り続けることか、日本酒でおいしい肴を食べることだ。

 なんでも、飲み過ぎは良くない。


 しかしながら、ワインは大好きである。前職では帰り道に成城石井があったので、そこでなんかあったらワインを買って帰っていた。あとチーズも。


 だいたい色々飲んでみたけど、赤はカベルネ・ソーヴィニヨンで白はソーヴィニヨン・ブランかシャルドネであればええんちゃいますかというもの。重いワインがやはり好きです。

 むかし、大阪ワインを一回買ってみたのだけれども、なんだか色が薄くて、マスカット・ベーリーAを中心に作られているもの。飲んでみたけど、こう、毎日飲むものじゃないなと思う。何に合うのだろう。肉の刺身とかに合いそう。ローストビーフ的な。


 「あるかいど」という同人雑誌にいてたとき、佐伯晋氏の紹介で、ソムリエを葆光荘に呼んで、ワイン会をしたことがある。そのソムリエはもう亡くなってしまったけれども。

 ソムリエが持ってきたエジプトのワインは、一度飲んで、なじゃこれ? という味のない感じがした。もしくは渋すぎる感じ。そして、別のワインを飲んでから、もう一度このワインを飲んでくださいと言われて、もう一度飲んだら、味が激変していて、一番美味しい赤ワインになっていた。あれがなんのワインだか忘れたけれども、ワインに空気を触れさせることの意味を感じさせてくれた化物のようなワインだった。


 ワインにあわせると美味しいランキングを考えようと思ったけれども、何が一位かどうかもわからない。

 ブルーチーズは鉄板だろう。赤白どっちでもいい。

 あと、カルパッチョ。これは白ワイン。

 パスタ全般。まあ白ワインかな。

 生牡蠣。これは牡蠣用ワインがあるので、それを飲んだ方が良い。組み合わせによっては、めちゃくちゃ生臭くなるので。

 牡蠣フライ。白ワインかな。

 ステーキ。赤ワイン。

 レストランに行って、高額になってしまうのは、やっぱりボトルで頼むから。コース料理8000円とか10000円でも、ボトルでそれと同額とかになることなんて普通なので、ワインはグラスで頼んで、チビチビやるのがいいと思う。ボトルで酒飲むなら、家でやったほうがいい。


 ちなみに大阪のホテルで一番コース料理が美味しいのは、やはりウェスティン大阪だと思う。これはホテルの営業にきていた女の子が素晴らしかった。だから良い料理になった。料理はホテルマンによって決まる。

 しかし、そのホテルマンの子は北海道にいってしまった。にしのしのさんという名前だったと思う。彼女が北海道に行くとき、あんたみたいな人が北海道いくと、苦労すると思う。できる人すぎるから……、と伝えたのが懐かしい思い出だ。

 リッツカールトンはもうめちゃくちゃ高い。量も少ない……。でもサービスは最強だと思う。

 シェラトン都ホテルは安くて安定していると思う。お腹いっぱいになりたければ、交渉次第だ。

 ヒルトン大阪も良かったと思う。でも、しんどいころだったのであまり覚えていない。

 ホテルモントレはグラスミアも京橋もいろいろあったし、好きだけれども、グルメな人はなんか満足してないし、ちょっと大皿で雑なところはあった。しかしグラスミアは景色がウリで良い。

 スイスホテルは、高岡良三ってホテルマンだったと思うけど、その人が超一流だった。高岡さんはセントレジスに引き抜かれていた。いまも働いているのだろうか。

 梅田の北の方のホテル阪急インターナショナルは、ギャルみたいなホテルマンに対応してもらって、まあまあ良かった。香水ガッツリつけてきてて、僕は結構好きだった。

 香水といえば、どこのホテルかわからないけれども、美人美魔女というか、美熟女というか、とんでもない美女のホテルマンがきて、名刺に香水ふっていた。帝国ホテルだったと思う。帝国ホテルで食べることはなかった。

 インターコンチネンタルホテルは、普通のホテルの見積もり値段の五倍だった。さすが外資だよね、と、他のホテルマンの営業の人と話し合ったのは良い思い出である。

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