第3話 使用用途
ここからは少し細かい話。
今回は自転車の使用用途から考えていきましょうか。
小径車には大きく分けて、ミニベロとフォールディングという二種類。
そこからさらに、スポーツ、コンフォート、シティ、、、
見た目も、クラシカル、スポーティ、アウトドア系、、、
これを組み合わせるとフォールディングのクラシカルなスポーツバイク等、、、
選ぶのはかなり難関です。
たくさん乗ってきた私でも一台だけと言われるとかなり難しいです。
まずは、使用用途を思い描いてください。
通勤通学、普段の買い物、週末のサイクリング、ロングライド、輪行の旅、、、
このあたりが自転車が欲しい理由で多いかと思われます。
それから方向性は、スポーティ、クラシカル、便利車、、、
例外はありますがフレーム素材で大体の方向性が決まっています。
クロモリの場合はオシャレなクラシカルモデルやロングライド向き、アルミやカーボンならスポーツ、ハイテンスチールの場合は便利車(シティサイクルと変わらない素材です。)
例えばクロモリのKHS F20-R。
ソフトテイルというリアサス付きでブルホーンバーハンドル。
100kmという距離を走っても結構余裕ができるほど乗り心地が良いですよ。
アルミのGIANT IDIOM1。
こちらは借りたのですがカッチカチの高剛性フレームでした。
踏み込んでもビクともしないフレーム。明かにスポーツです。
乗ってみたら当てはまらなかった、イメージと違ったというものもあります。
有名どころでいうと、ブロンプトンとBD-1(Birdy)。
Birdyは、アルミフレームであんなにかっこいいサスペンションがついているのですが、、、
長距離を流して走るには最適な自転車でしたが、加速感を楽しむとか峠を攻めるという走り方には不向きでした。
そしてブロンプトンですが、クロモリで明かに実用車な見た目。
、、、なのですが、種類によって全く違う特性を持つことに驚きました。
S2Lというグレードは明かにスポーツです。
踏み込んだ時の感触や加速感、低重心感など、、、
ロードバイク乗りが乗っても楽しく、違和感のない走行フィーリングです。
(ちなみに一番乗っている車体はS2Lで、今手元になぜか二台あります(笑))
逆にS6L、M3L等、内装ギア付は加速感が薄く、ゆったりロングライドをするための自転車でした。
私の場合は、オールマイティに使えて自慢できる一台がずっと欲しかったのです。
色々乗った結果、ブロンプトンS2Lの2015年モデルにたどり着きました。
長距離でも疲れず、目立って便利で速い。
自分の中で、すべてを満たす一台はこれだったのです。
、、、と長々とたとえが続きましたが、、、
選び方は次回にしましょうか。
つづく!
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