天使の刻印
バブみ道日丿宮組
お題:彼の排泄 制限時間:15分
天使の刻印
いつまでこの作業を繰り返さなきゃいけないのだろうか。
空に浮かぶ天使たちがいなくならない限り、監視の目はなくならない。
私の左手に浮かぶ刻印は消えない。
腕を切り落とそうと死ぬことは許されず、元に戻る。仮に銃で頭を撃ったとしても痛みだけがあるだけで死ねない。
死ねるのはあくまで寿命、天寿を全したと天使たちが判断する時。
『神は我々を見捨てた』
はじめて天使たちを発見し報道したテレビは絶賛するように神の助けがきた、これですべてが救われるといた。
しかしわずか3週間で、悪魔と天使たちを評した。
天使たちは、人間を救うどころか楔を打ち込みに現れたのだ。
人は1人では生きれない。
その罪を1人1人に押し付けた。
おかげで犯罪はなくなった。犯罪をしても元に戻る。もちろん非道な犯罪を天使たちは許さない。悔いを改めるまで刻印を受けたものたちが非道な犯罪者を罰する役目を追う。
そこに正義も悪もない。
刻印は命令であり、絶対遵守。命令に逆らえば死ぬことはないが痛みが全身を襲い、抗うことができない。
まさに神の力。この世のものでない力の象徴だ。
今私はまさに家にある一室で、その刻印の仕事を行ってる。
「今日はこれぐらいですか?」
目の前にいるのは、幼馴染。しかも下を丸出しで排泄を行った後だからか、性反応でアレが反り立ってた。
「ごめんね。本当は自分でしなきゃいけないのに」
黄色い鎖につながれた彼が出した排泄物をバケツで回収し終えると、
「これが私が生きるのに必要だから、責めないで」
私はトイレに向かって、その排泄物を捨てた。
バケツを庭で綺麗に洗い流し、居間に戻ると彼はご飯を作ってくれてた。
「私は夜でいいから、持ちそうもない?」
「そこまで性欲旺盛じゃないよ」
テーブルに朝食を置きながら笑う幼馴染は赤面してた。
案の定、股間はまだそのままだった。
「どうして私の場合、幼馴染との性行為が刻印なんだろう」
友達は老後施設で演劇などをして楽しませないといけないなど、道徳的なものが多い。私は異端だ。彼も彼で不思議な組み合わせ。
「さぁ……神様は気まぐれだから、僕と君を結ばせたかったのかもよ?」
「はは、小学校の時にはもうキスだってしてたのにそれはないんじゃない」
彼の作るご飯は今日も美味しかった。
天使の刻印 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
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