第2話 紡ぎ士
欠けた心を探して暗闇を歩く
守りたかった 浅い日は登らずに
人々は 閉じ込められた
いつまでも 続き 続ける
永遠に断たれることのない 時の輪
繰り返し 繰り返されるだけの運命
そこに生まれた意味はあるの?
歪な世界をなおして歩く
どれだけ時間が経っても
狂う事は許されない
課せられた使命を果たさないかぎりは
どこへ行くかも知らないまま
手探りで道を探している
歩き出せば 気が付いていなかった段差に躓いて
転んではまた立ち上がるの繰り返し
漂白された まっさらな大地
そこに立つ自分を見た
いつかそうなれたならいいのに
すべて終わらせて ひと時の安寧を
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