異世界ダンジョン攻略記 ～幻想と冒険と色々な迷宮でファンタジーなRPG的世界で攻略する～

1 はじまりの町

　金を稼ぐにはRPGの基本である。

　金が無いと物語は進められない。どんなゲームでもそれは重要な側面である。

　俺は金を稼ぐために素手で町の外に出た。村人の服は着ているみたいだ。

　どうやら服にふれてみるとその装備の能力がわかるみたいだ。

　俺の目の前の空間に防御＋3と出た。

　意外とあるのかなと思った。

　他のステータスは

　職業　？？？

　力　 　5

　守り 　12　

　素早さ　 8

　魔力　　 1

　知識　　10

　やる気　33

　実際の能力は

　攻撃力　 5

　守備力　15

　ＨＰ　　30

　ＭＥＰ(マジックエナジーポイント）10

　であった。職業が？？？なのはどういうことだろう。

　なんか空間にボタンが出て来たから操作して

　俺のステータス覧を見たら出てきたよ、これが俺のステータスか

　なんか魔法とか覚えてないのかよとステータス覧を弄ってみると

　能力魔法……今のところなしです。

　空間に無情な文字が映し出される。

　そりゃないわと思うが……じゃあどうすればいいんだ町の外に出てスライムでも倒すか。

　とりあえず俺は町の外に出てみた。そしてその辺にある木の棒を探す。

　あったので拾う。それを武器にすることでなんとかする。

　そして少一時間ほどスライムやポイズンスライムなどを倒していたら。

　500BG貯まった。俺は根気よく四時間ほど狩りを続けた。

　そして2000BG貯まったので宿に泊まることにした。

　宿は一泊50BGだった。そして俺は一晩泊まった。

　ゲームの中でも時間は普通に流れる。

　俺は朝まで寝ることにした。

　そして朝になり俺はまた昨日と同じことを繰り返す。

　その作業を俺は十日続けたすると20000BG貯まっていた。

　はじまりの町って言うようだねこの町は。

　町はつまらないように感じない。期待を膨らませるぐらいに喧騒の中で優雅に賑わっている。

　反動のない、苦しみも差別も無い、そんな空気を感じさせる温かい町。

　そんな町で武器を買うことにした。

　これで一番真面そうな武器青銅の剣が買える。

　俺はそれを迷わず買った。

　なおレベルはあまり上がらなかった。

　レベル3である。

　とにかく次の目的を探そう。俺は町で聞き込みをした。

　その結果冒険者ならダンジョン攻略でもしたらいいのではと言われた。

　ダンジョン攻略かそうだな財宝とか眠ってそうだしレベルもガンガン上がりそうだしな。

　俺は期待を膨らませながらダンジョンを探すのであった。