君には笑っていてほしいから…

第3話 スキルの覚醒？

　出てきたはいいもののこれからどうするかね〜？あ〜あ最後にエルザの笑った顔が見たかったよ〜………ほんとこれからどうしよう

「宿に戻っても追放された奴がいたら迷惑がられると思うし…って言うかここに全部荷物があるってことは宿も全部契約解除されたのでは？う〜んそれなら行く必要ないな」

　ん？そういえば、エディルは俺が何でネクロに呼ばれたか分からないって顔してたよなもしかしてこれってネクロの単独で俺を追放したんじゃないか？…まあ今となってはどうでもいいことだけどな…

「よし！これから俺はエルザのためにエルザの笑顔を守るために影ながらエルザを守ることにしよう！」

　っと、1人決意表明をした俺でした。

「さてと、エルザを守ると言っても今の俺には彼女を守るなんて大それたことは言えないのでこれから強くなりたいと思います！と言うことで早速特訓してくるかねーー！！徹夜で！」

　今までコピーしてきた魔法やらでやってやるぜ！

「さて、どこから行くかな〜、ダンジョン？はたまた「嘆きの森」？ま、1番早く強くなるなら「嘆きの森」かな！よし！「嘆きの森」にしよう！早速いくぞーーー！」

ー数時間後ー

「はあはあ、おえっ、づがれだよーー、魔力使いすぎたぜぐぞぉ〜どうしよう、つかオークジェネラルが出るなんて聞いてないんですけど！！？一応倒したけど！けど！あいつのせいで魔力がほとんどなーーーーーい！！」

　どうすりゃあ良いんだよー！！っと思っていると後ろからズシン、ズシン、っとデカい足音が聞こえ恐る恐る振り返ってみると…

「マジかよ、終わった…うん、終わったわオークジェネラル2匹同時とか終わった…」

　残り魔力量から考えて上級魔法3回分くらいしか残ってない加えて俺のコピーした上級魔法は威力は通常のやつの半分よりちょっと上くらいの威力そこに魔力上乗せができないと…ふむ、終わったね、うん、終わった。

「はぁ〜、なんかこう魔力がノーリスクで回復する魔法とか無ぇーのかな、こう「チャームヒール」みたいな感じで──」

　俺が「チャームヒール」と言葉にした瞬間だった急に体がピンクっぽい光に包まれすぐに消えたかと思ったらなんだか体が軽い感じがしてなんだろうと思って調べていると魔力が全回復していることが分かった……何故？

「え！？何で魔力が全回復してんだ！？え？マジで意味が分からん、え？もしかしてマジで「チャームヒール」したってこと！？俺こんな高度な魔法コピーしたっけ？つかコピーしても全回復じゃなくて半分くらいしか回復したないし…確かめてみるか？…の前にまずはあの2匹を倒してからだな！」

ー数時間後ー

「ふぅー何とか倒したな！「チャームヒール」のおかげでかなり楽に倒せたし……とりあえずスキル確かめてみるか…もしかしたら覚醒してる可能性だってあるし」

　確かめようと思い「ステータス！」と唱えると目の前に自分のレベルとスキルが見れ、スキルの欄を見ると「コピー」がなくなっていて「創造神（シヴァ）」と言うスキルに進化？していた……え？いつから？もしかしてさっきのオークジェネラル1匹倒したら覚醒進化したの？「創造神（シヴァ）」の効果はっと…

「はっ！？スキル、魔法、物etc…を全部創れる…だと！？何だこの効果ってかスキルが創れるってなに！？怖！？え？じゃあなに？俺がネクロのスキル「ローカス」を創りたいって思ったら創れるってこと！？」

　っと次の瞬間体全体が光に包まれステータスを見てみるとスキルの方に「創造神（シヴァ）」「ローカス」「チャームヒール」っと書かれてて、「え！？創ったの！？何これ！？チートすぎない？」と叫びこれはスキルが覚醒進化したんだ！これでもっと強くなってやる！