2022(令和4)年 独り紅白歌合戦(紅白全19組)

橙 suzukake

2022(令和4)年 独り紅白歌合戦(紅白全19組)

【紅組🚩1組目】

「みなさん、一年間の御無沙汰でした。昨年末、ご好評いただきました独り紅白歌合戦を今年末も此処に開催いたします!では、早速、先攻の紅組のトップバッターを紹介します。2005年に世界中で同時に行われたチャリティーコンサートLIVE8から、マドンナで『ライク・ア・プレイヤー』です。どうぞ♪」


Madonna「Like A Prayer」(1989)

https://www.youtube.com/watch?v=pG6FB2p0TcU




【白組🏳1組目】

「続いて、白組のトップバッターです。30周年記念ライブを敢行したザ・イエロー・モンキーで『パール』をお送りします。私が行くカラオケでは、停滞しがちな後半に、前触れなくぶち込んで同席メンバーを覚醒させる名曲です(笑)菊地英昭氏の伸びやかなギターフレーズにもご注目ください♪」


THE YELLOW MONKEY「パール」(2000)

https://www.youtube.com/watch?v=GRMrnC3pNSo




【紅組🚩2組目】

「紅組2組目は、懐かしいディスコナンバーをお送りします。スペインのボーカルデュオ、バカラの二人による1977年の全英シングルチャート1位のこの曲『イエス・サー・アイ・キャン・ブギ』です。冒頭の妖艶なスキャットをお聞きになれば、多くの皆さんがお聞き覚えがあろうかと思います。では、どうぞ~♪」


Baccara「Yes Sir, I Can Boogie」(1977)

https://www.youtube.com/watch?v=VbWaZHLjzms




【白組🏳2組目】

「続いて、白組の二番手は、南 佳孝の1984年のヒットナンバー『スタンダードナンバー』をお送りします。薬師丸ひろ子が違う歌詞で歌った『メインテーマ』と共に松本隆作詞の名曲であります♪」


南 佳孝「スタンダードナンバー」(1984)

https://www.youtube.com/watch?v=PT8aohKjO3U




【紅組🚩3組目】

「紅組3組目は、ディスコ・チューンで当時大旋風を巻き起こしたブロンディのナンバーをお送りします。全米・全英ともにヒットチャート1位となったこの曲『ハート・オブ・グラス』です。どうぞ~♪」


Blondie「Heart Of Glass」(1978)

https://www.youtube.com/watch?v=CCQDdxGBm6E




【白組🏳3組目】

「デボラ・ハリーの色っぽいナンバーに続いて、白組も、とっておきの色っぽいナンバーをお送りします。これを聴いた当時は、なぜに、背中まで45分という時間が掛かるのか分かりませんでしたが、大人になると、分かるわけです。45分じゃとても背中までたどり着けないことを(笑)バブル期バリバリの1983年の井上陽水のヒットナンバー『背中まで45分』です。2分30秒から曲が始まります~♪」


井上陽水「背中まで45分」(1983)

https://www.youtube.com/watch?v=PkRPmrK-EA4




【紅組🚩4組目】

「ある日、職場の同僚と仕事の話をしているときに、不意に口ずさんでしまったフレーズがこの曲のサビでした。この曲がヒットした高度経済成長期の当時の世相を考えると、余りに刹那的で退廃的な歌詞でありますが、都会の名もない路地裏で、そして、がむしゃらに働いていた当時の人々の心の裏側にもこんなエアポケットがあったからこそ大ヒットしたのではないかと想像します。佐良直美の1969年の大ヒットナンバー『いいじゃないの幸せならば』をどうぞ♪」


佐良直美「いいじゃないの幸せならば」(1969)

https://www.youtube.com/watch?v=2eoPnemrFEc




【白組🏳4組目】

「あまりにもヒットし過ぎてしまうと、『知ってるよ』だけで終わってしまい、その曲の本当の良さを知らないまま、なんとなく、脳内の記憶にとどまっている…そんな曲って、意外と多いのではないでしょうか。この曲も然り。脳内のひだにこびりつくようなメロディに、秀逸な歌詞が何度も口ずさませてしまう名曲です。寺尾 聡の1981年の大ヒットナンバー『ルビーの指輪』をどうぞ♪」


寺尾 聡「ルビーの指輪」(1981)

https://www.youtube.com/watch?v=FatlTpHAo5s




【特別枠🏴】

「ここで、特別枠で出場するグループをご紹介します。1983年、イギリスのハマー・スミス・オデオンで開かれたダイアー・ストレイツのアルケミィ・ライブから3曲お送りします。1曲目は、彼らを世に知らしめた『サルタン・オブ・スイング』。そして、2曲目は、ギターが泣きっぱなしの『トンネル・オブ・ラブ』。そして、3曲目は、このライブの最後の演奏曲『ゴーイング・ホーム〜映画"ローカル・ヒーロー"のテーマ』です。この最後の曲は、終盤、スタッフがマイクや機材を片付け始める、そんな習わしになっている曲です。相変わらず、マーク・ノップラーは何処吹く風みたいな佇まいでとんでもないギタープレイを展開しています。では、ダイアー・ストレイツの曲を3曲続けてどうぞ♪」


Dire Straits「Sultans Of Swing」(1978)

https://www.youtube.com/watch?v=kIufLA7Bx2Q


Dire Straits「Tunnel of Love」(1980)

https://www.youtube.com/watch?v=lWCXHjia2Sk


Dire Straits「Local hero/Going home」(1983)

https://www.youtube.com/watch?v=Pvn8IYrKMJ4




【白組🏳5組目】

「先日、朝のラジオを聴いていたら、佐藤竹善が歌うこの曲が不意に流れました。シティポップスの雄の佐藤竹善ですから、それなりのカバーアレンジになっているわけですが、本家本元を今、聴いても、ちっとも遜色がありません。『お前のすべて~!』と叫び歌ったグループサウンズ、ザ・カーナビッツのドラム兼ボーカルだったアイ高野氏がドラムスティックを持たずに立ち姿で熱唱します♪」


クリエーション「ロンリーハート」(1981)

https://www.youtube.com/watch?v=FwBXUULYsDk




【紅組🚩5組目】

「名曲というものが、実は、ヒットナンバーだけにあるわけではないことに私たちは時々、気付くことがあります。しかし、また、それは、いつしか忘れ去られ、そして、ある時に、また、思い出すものです。この曲もきっと、そのような隠れた名曲と言ってよいのではないでしょうか。大貫妙子の1981年のナンバーで『黒のクレール』をどうぞお聴きください♪」


大貫妙子「黒のクレール」(1981)

https://www.youtube.com/watch?v=ChlVn6_VI9c




【白組🏳6組目】

「ここで、演奏時間の長い曲をお送りします。オールマン・ブラザーズ・バンドのリードギタリストで、1971年に交通事故死したデュアン・オールマンに捧げられた曲です。ゆったりとした曲調から一転、後半は、あるじの下を離れて自由に飛ぶ鳥のように長いギターソロがノンストップで繰り広げられます。レイナード・スキニードの1974年の大ヒットナンバー『フリー・バード』です。オークランドのスタジアムで行われたライブでどうぞ♪」


Lynyrd Skynyrd「Free Bird」(1974)

https://www.youtube.com/watch?v=QxIWDmmqZzY




【紅組🚩6組目】

「負けじと、紅組も演奏時間の長い曲をお送りします。チリで行われているビニャデルマール国際歌謡祭に参加したグロリア・ゲイナーの1979年の全米1位の大ヒット曲『アイ・ウィル・サバイブ』、邦題『恋のサバイバル』です。吹き出す汗もそのままに、伝道師のように歌い続けます。途中からスペイン語でも歌っています。同じメロディが永遠にリフされますが、ずっと踊りっぱなしでいたい気持ちにさせてくれます♪」


Gloria Gaynor「I will survive」(1979)

https://www.youtube.com/watch?v=5EaPoFyddfw




【白組🏳7組目】

「12月21日に、2004年の『弾き語り 十二月 in 武道館 〜青春ブルース完結編〜』以来、18年ぶりとなる日本武道館での弾き語り公演を行った斉藤和義のナンバーをお送りします。バンドを離れ、一人でギターやピアノ、ドラムなどを用いての弾き語りツアーを定期的に行っている斉藤和義。今回のツアーでのステージセットが、スタンドマイク1本とアンプが2台だけで、ステージ後方は白いスクリーン、ステージ床面も白という中、映し出されるプロジェクションマッピングが効果的な背景を創り上げていました。今回は、18年前の日本武道館での弾き語りから、名物曲と言ってよいでしょう『君の顔が好きだ』をお送りします。斉藤和義のヒット曲しかご存じない方、びっくりしないでくださいね♪」


斉藤和義「君の顔が好きだ」(1994)

https://www.youtube.com/watch?v=xl2mJUA28II




【紅組🚩7組目】

「昨年の独り紅白歌合戦で、CHAKAが歌ったこの曲を、今年は、バーブラ・ストライサンドが歌います。1966年バート・バカラック作曲のスタンダードナンバー『アルフィー』をどうぞ♪」


Barbra Streisand「Alfie」(1969)

https://www.youtube.com/watch?v=gIi8iBbRSic




【白組🏳8組目】

「1980年代に始まるや、瞬く間に全盛となったMTV。私の記憶では、テレビ朝日系列で深夜に放送されていたと思います。放送された数あるミュージックビデオの中から、当時、心が震えた2曲をお送りします。まずは、白組からは、プリンスのライブナンバーをお送りします。当時は、この曲の前に『アイ・ウッド・ダイ・フォー・ユー』の演奏があって、この曲がメドレーで放送されていた覚えがあります。当時のプリンスのステージパフォーマンスはまさに無双。私が横スタのアリーナで観たライブの感動も相まって前のめりで紹介します!プリンスで『ベイビー・アイム・ア・スター』をどうぞ~♪」


Prince「Baby I'm a star」(1985)

https://www.youtube.com/watch?v=9Lgf2VU_M70




【紅組🚩8組目】

「当時、心が震えたMTVの2曲目は、シンディ・ローパーのライブナンバーです。お顔を見てもらえばわかりますが、汗なのか涙なのか、シンディ・ローパーの化粧がぐちゃぐちゃになっています。生ライブの一コマならこれでもいいでしょうが、これが、MTVに挙げた公式のミュージックビデオですから、その潔さに驚くしかありませんでした。ステージセットの金属製のゴミ箱がこの曲のスパイスになっています。では、シンディ・ローパーで『マネー・チェンジズ・エブリシング』をどうぞ♪」


Cyndi Lauper「Money Changes Everything」(1983)

https://www.youtube.com/watch?v=pp4suZ4jNXg




【白組🏳9組目】

「2022年も、あと、残すところ僅かな時間になりました。この、独り紅白歌合戦も残り2曲になりました。白組のトリを、浜田省吾のライブナンバーが務めます。彼も、今月29日で御年70歳を迎えます。70's 80'sに活躍されたミュージシャンは、ほんとに、若いですね。みなさん、こぞって、ミック・ジャガーを目指している、のでしょうか(笑)それとも、以後のミュージシャンもこれまで以上に、お若くていらっしゃるようになるのでしょうか… なんてことを年末につらつら思っているのはきっと私だけでしょう(笑)では、浜田省吾の『終わりなき疾走』を歴代のオンザロードツアー5会場同時放送でお送りします♪」


浜田省吾「終りなき疾走」(1980)

https://www.youtube.com/watch?v=YS5v_DAXTzw




【紅組🚩9組目】

「2022年独り紅白歌合戦の大トリを、竹内まりやが務めます。これは、もう、今年、最も多く聴きまくりましたし、歌いまくりました。実は、私は知らなかったのですが、今年、tiktokを主に、国内外でだいぶ流行ったんですってね。どうりで、ラジオから聞こえてくる回数が多かったわけです。竹内まりや作詞、山下達郎作曲。1984年リリースが信じられないほど、色あせていない珠玉のナンバー、竹内まりやで『プラスティック・ラブ』です♪ 最後になりましたが、どうかみなさま、よいお年を迎えください!」


竹内まりや「Plastic Love」(1984)

2000年のライブ 達郎の神バックコーラスがしびれます

https://www.youtube.com/watch?v=WpQCCB0Lpik


竹内まりや「Plastic Love」(MV)

https://www.youtube.com/watch?v=T_lC2O1oIew



(上記のLIVEは、結構、すぐに削除されるので、保険として、観れる環境の方は下記のアドレスでどうぞ)

https://www.tiktok.com/@take4125/video/7273446446341295361?q=%E7%AB%B9%E5%86%85%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%84%E3%80%8CPlastic%20Love%E3%80%8D&t=1703727519003




2022(令和4)年 独り紅白歌合戦 再生リスト

https://www.youtube.com/watch?v=pG6FB2p0TcU&list=PL_Ji7CEaP_c5aD3P9d3XVKUIvj27llzS-

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2022(令和4)年 独り紅白歌合戦(紅白全19組) 橙 suzukake @daidai1112

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