第14話(終)20歳の誕生日を振り返る

バスが進むにつれて札幌から遠ざかって行く。


本当にこの2日間はあっという間だった…。

あんなに楽しみにしていた出来事がこんなにも一瞬で終わるなんて…。


そうだよな…。

楽しみにする期間の方が長いのだから…。



20歳の誕生日の瞬間を振り返ろう!


昨日私は20歳になった。

6時台の高速バスに乗って釧路を出発した。

12時過ぎに札幌に到着。

出迎えてくれた友達2人がラーメン屋に連れて行ってくれた。

その後JRに乗って白石しろいし駅まで向かい、小さな体育館でフットサルをする。

11年ぶりに小学校時代の友達と再会。

フットサルを終えた後、苗穂なえぼ駅の向かいの銭湯で心と体を癒す。

すすきので誕生会を開催。主役は私以外にもう2人いた。

誕生会が終わり主催者が潰れたため退場。その代わりとしてもう一人の友達がラーメンからのボーリングを提案。

すすきのにあるラーメン屋に行き、2次会としてボーリングが始まる。

ストライクチャレンジでストライクを取ったのは、私ではない方の主役の男の子。

朝6時頃にボーリングが終わる。

行く宛てがない私は、地下歩行空間の丸いテーブルに座って仮眠を取るも、警備員に起こされ注意される。

コンビニで朝食を済ます。

太鼓の達人の友達と会うまで、札幌の朝の空気とカフェでのミルクコーヒーを満喫。

10時半頃、ゲームセンターにて太鼓の達人の友達と初対面。一緒にプレイ。

12時頃、すすきの駅で待ち合わせしていた大学の先輩と狸小路たぬきこうじ4丁目にあるラーメン屋で昼食を過ごす。

私は人生20年目にして札幌雪まつりに初参加。

祭りの会場内で私は先輩から誕生日プレゼントを受け取る。

札幌での残り時間が2時間ちょっとしかないと少し寂しさを抱えた私に、先輩は札幌駅でお土産を買うことを提案。

ディズニーのキャラクターが入ったカップとその他2つを自分自身へのお土産に購入。

バスの時間が来るまで他のショップでも時間を潰して札幌を満喫。

バスのお迎えが来たので乗車。先輩に見送られるまま札幌から釧路くしろへ戻る。



そして今…5時間半のバスの運転により、私は釧路くしろに到着した。


時刻は23時半。


明日からまたバイトかぁ…。

友達ともいつでも会える訳だし。

とりあえず前を向いて生きていこう!


涙見せぬように…!



札幌には慣れてきたと思う。

今回、誕生会で潰れてしまった友達の20歳の誕生会に呼ばれた時は釧路くしろから札幌に行ったことがなく、思わず戦慄してしまったことがあるのは未だに憶えている。


釧路から札幌へと高速バスに乗って遊びに行ったという大学時代の思い出は、いつ振り返っても懐かしくていいものだ。



These Memories will return to my novels!

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