ラーメンと祭り

第11話 先輩とラーメン

12時頃、すすきの駅で大学の先輩と会った。


私「お久しぶりです!」

先「久しぶり!っていうかそんなに久しぶりって感じでもないよね。」

私「あっ、そうでしたね。」


先輩が下宿を退去し、私の友達の家で6人で先輩との最後の一夜を過ごしたのを思い出す。


それも1月の下旬。

テスト期間が終わって冬休みに入ったばかりで、私の友達の家に1週間くらい居候いそうろうしたのも覚えている。


それがあってなのか、久しぶりという感じがしたのだ。



先「狸小路たぬきこうじ4丁目にある美味しいラーメン屋さんがあるんだけど行ってみたい?」

私「はい!行ってみたいです!」


とにかく美味しい店を紹介して欲しかった私は、先輩に勧められるがままそのお店に案内された。


味噌ラーメンが好きなので味噌ラーメンを頼んでみると、なんとスープの色が白くトロトロしているのだ。


スープを一口飲んだ。

今までに味わったことのない味と美味しさだ。

調理しているところが見えたが、どうやらホワイトソースらしきものを調理鍋に入れているのを見えた。


大盛りを頼んだのだが、大盛りという感じがしない。

多分このくらいのラーメンもう一杯いけそうな感じがする。


私はできるだけゆっくり味わい、スープも美味しかったので全部飲み干した。


感無量。



そして、いよいよ札幌雪まつりに行く。

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