第7話 だとしても
俺の仮説が正しかったとしよう。
だが、この仮説を俺以外の者に事前に伝えるのは避けた方が良いのではないか。
他の者の協力を得るためには、事前に伝えた方が都合がいいに決まっているが、と同時に、この不思議な現象の効力が無くなりでもしたらもったいないだろう。
ここは、まず、次のチャンスをじっくり待つことにしたい。
俺が二階のこの部屋に居て、壁時計が止まり、気付いた俺が家電して、家人を二階階に呼び、俺の存在を確かめさせる。その後は… どうすればよいかはその後、じっくり考えれば良い。
まずは、事実確認だ。
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