男は、知らないとだまされるぞ。2022年4月1日、18歳と19歳が、20歳と同じような扱いになる!怖いんだぞ!イチローも、新庄も、デス・ノートのマツダも、考えさせられることを言った。
第5話 男たち!友達大好き感覚で生きると、はまる詐欺が多い。ネット社会での人付き合いって、何だろう?考えてる?
第5話 男たち!友達大好き感覚で生きると、はまる詐欺が多い。ネット社会での人付き合いって、何だろう?考えてる?
返答に困る、勧誘。
「あなたしか、いないんです。助けてください!ちょっとした助けで、良いんです!困っている友達を、一緒に、救いましょう!」
この一言だけで、いくつものワナ。
わかりましたか?
友達など、知っている人にしか断りを入れられないような子は、困るだろうな。
「あなたしか、いない」
世界に1つだけの、何とやら。オンリーワンと呼ばれる子たちは、この言葉に、引っかかりやすい。
残念ながら。
「これは、良いこと?」
「良くないこと?」
自分の頭で考えるクセを、つけよう。
「困っている友達を、救いましょう!」
友だち大好き世代なら、本当に、簡単に、はめられてしまう。
「一緒に、救いましょう!」
1人の力で生きられなくなった世代なら、なおさら、はまる。
「…」
カリメロ3世は、悩みの中。
「やった。大人の仲間入りだ!」
ネットゲームの師匠よりも、無責任すぎたかもしれない。
師匠は、ウエキという名前。
ちなみに、カリメロⅢ世も、ウエキも、互いの名前以外のことは、ほぼほぼ、知らなかった。
これが、ネット社会での人付き合いだ。
直接に顔を突き合わさないネット社会では、悪の輪が広がりやすい。
カリメロと、ウエキのやり取りは、こんなもの。
「僕はね、ウエキという。ビジネスのサイトを、運営しているんだよ」
師匠からは、それくらいしか、教えてもらっていなかった。ネットって、そういうもんさ。
「僕は、ソフト販売をしている」
「へえ」
「カリメロ君、君は?」
「…」
「良いよ。答えたく、ないのなら」
それくらいで、充分だった。
「さすがは、師匠だな。って、顔も知らないけれど」
ネット付き合いとは、そういうもの。
とにかく…!
困ったぞ。
18歳とか19歳の、親離れできない子でも、成人扱いにされちゃうのだ。
「入社、おめでとう!チュッ」
「恥ずかしいよ、ママ!」
成人って、何?
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