こんにゃくオ〇ニー

エレジー

第1話

私が16歳の頃の話。私はある施設に預けられていた。



性に対しての興味が旺盛だった私は、コンニャクオ〇ニーなるものに関心があった。私が当時住んでいた施設には、男性15人ほどが共同生活していた。



食事はおばちゃん3人が作ってくれていた。だから、冷蔵庫も業務用のデカイやつが2つ置いてあり、冷蔵庫の中にはたくさんの食材があった。



ある夜、コンニャクオ〇ニーへの興味が押さえきれなくなった私。皆が寝静まった深夜、私は他の人に見つからないように、抜き足差し足で台所に向かった。



薄暗い台所の冷蔵庫を開ける。コンニャクの場所は既にリサーチ済み。



そして、8個ほど積み上げられていたのも確認済み。その内の1枚を拝借して、ガスで湯を沸かし、こんにゃくを投入。



グツグツグツ・・・温め中・・



熱々なので菜箸で掴み、皿に載せ包丁で丁寧に切り込みを入れる。誰にも見つからないように、再び、抜き足差し足で自分の部屋に戻る。



触ってみると、まだ、熱々だったので、はやる気持ちを抑えツレからもらった裏ビデオを見ながら気持ちを盛り上げる。



温度と私も頃合いになったので、いよいよ実践!



・・・正直、あんまり気持ちよくなく、しばらくやり続けてやめた。結局、普通通りに抜いた。



そして、抜いてしまった後となっては、もはやコンニャクはただのコンニャク。先程までの絶大なる期待を抱いていたコンニャク。



しかし、今となっては無用のコンニャク。私は冷たい視線でコンニャクを見ていた。



これを始末しなければならない。



なんか犯罪を犯したかのようなやましい気持ちだった。再び台所に抜き足差し足で向かう。



手には用済みになったコンニャク。



そして、遺体・・・いや、コンニャクを台所のゴミ箱に無表情で捨てた。



翌朝・・・



朝の掃除が終わり、朝食を食べようと台所へ。



ん・・・?



おばちゃんたちが何やら騒がしかった。


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