第4話 地球が滅びる10日前

「もう10日前なのね。じゃあ食料がいるじゃないの! 買い出しに行ってくるわね〜」


 と言って家を飛び出して行った。


「よし! いっちょぶっ飛ばしてきますわ!」

「おい、何度も言うが無理だぞ!」


 快斗のツッコミ炸裂!

 みんなが色々しているとき僕はというと……。

 バトルロイヤルゲームで1位になっていた。


「よし! 1位だぞ〜! 快斗どうや!」

「お兄ちゃん、そんなんしてる場合じゃないと思う」


 快斗に冷たい目で見られた。


      〜2時間後〜


「ただいまー」

「「「「おかえり〜」」」」

「て、うわ。どんだけ買ってきたんだよ笑」


 そう、マジでヤバい量の食料を買ってきていた。


「どうやって持って帰ってきたの?」

「ん? 気合で?」

「んん!? マジで言ってる?」

「うん。マジよ?」

「……」


 一同困惑


「ちなみに何買ってきたの?」

「え〜とね〜。食飲料と日用品とその他諸々。各20個」

「ににに20個!?」

「合計で2万ちょいしたわ」

「マジか……」


 この前お母さんが衝動買いすれば一家破産の危機だ……。

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