黒須と常影ましゅまろ会議

「どうも、先日よくわかんない脅され方をして終電逃すまで居酒屋にいたエナライブ三期生の如月常影です」


「クソまろのプロフェッショナルの黒須ライだよ~今日はヨロ!」


今日は最近ゲームばっかりやってたので雑談配信をすることにしたのだが、この前のお詫びとの名目で黒須ライ先輩が来ていた、ってか普通にNINEが来てコラボすることになった


「はい、では今日は折角クソまろのプロフェッショナルが来ているとゆうことで本日はましゅまろを消化していこうとしたのですが!ですが!何故か俺の所によくわかんないのが沢山来るんだよ!」


「そんなのいつもじゃ無いの?」


「あんたの所が異常なだけだよ!今ましゅまろ何件届いてるんだよ!?」


「チャンネル登録者が今私71万人でましゅまろが75万件だね!登録者より多いよ!」


「ダメだこの先輩…俺の所に今日だけで5000件位来たんですよね、しかも6割が意味わからんやつ!」


【いつもいつも】

【俺達が集団投下してるからそうなる】

【団結力舐めんな!】

【早く黒須ましゅまろ消化しろ】

【怖いよ黒須リスナー…】

【↑君もこちら側へ来ないか?】


ひっでぇよ、やっぱりエナライブで一番リスナーの口が悪いライバーの称号は伊達じゃないな、その分人気は高いけども、世の中不思議なもんだなぁ…脅しで同人誌にするとかいってくる人もいるし


「確りとこのリスナーさん達お持ち帰りしてくださいよ、俺の所はのんびりとうるさくがモットーなので」


「聞いたかお前ら!うるさくだぞ!君達にピッタリじゃないか!ってな訳でこれからここで暮らせよ!」


「やめてくださいよ?しっかりとヒヨコみたいに連れて帰って下さいね」


【は?常影が可哀想だろ】

【そうゆうこと言うのよくないと思うぞ黒須】

【調子に乗るなよ?俺達はいつもお前の前に立ちはだかるからな?クソまろ消化しろ】

【やっべぇレベルがちげぇ…】

【私達には到底太刀打ち出来ないわ…】


「はいはい~ではましゅまろ消化して行きます!え~最初は

『ジャガイモが飛んだらフライドポテトになるんじゃん?あれってどうやって飛んでるの?』

知らねぇよ!野菜が動くのはこのす○だけにしろよ!」


このす○は確かキャベツだったけどもレタスだっけ?まぁいいや


「甘いね常影君、この人が伝えたいのは過去に飛んでたジャガイモがどうやって飛んでたのか思い出せないから聞いてるんだよ」


「ジャガイモは飛ばねぇから!飛んでるところ見たことねぇから!」


フライドだから動詞の最後にed付けるってか?知らねぇよ過去形なのかよまず


「次は私の番だね…

『勇者 食らえ魔王!モン○ターボール 

 魔王 なにがモン○ターボールだ!そんなボール俺が素手で、ってぁぁ!吸い込ま    れるぅ!

 勇者 魔王ゲットだZE! 

 魔王 ビガジュウゥ"ゥ"!』

だって常影君!」


「だって、じゃねぇよ!魔王捕まえられてんじゃん!しかも一番ショボいボールで、だっせぇな魔王」


まずこの変な会話がよくわかんない、勇者ポ○モンマスターなら魔王に切り裂くでも打っとけば魔王倒せそう


「これはね~きっと勇者は友達が欲しかったんだよ、そして無事に友達を手に入れて…良かったねぇ」


【謎の感動シーン始まったぞおい】

【俺達がついてけないから置いてくなよ】

【だからクソまろ送りつけられるんだよ】

【これを考えてる人は違うことに時間を使った方がいいと思う】

【誰も魔王が電気ネズミになったことに突っ込まないのなんなん?】

【ピカチ○ウ圧倒的強者説w】


「もっと真面目なの無いのか!?おかしいだろ黒須先輩!」


「あれ?黒須って言わないんだねぇ私配信で皆黒須っていってること知ってるから敬語禁止にしたんだけど常影君知らない?」


え?なにそれ、敬語禁止なんて初めて聞いたんだけれども。俺の耳がおかしくなったのかなぁ…聴力検査引っかかったことないんだけどな

試しに呼び捨て敬語なしにしてみるか


「これでいいのか黒須!一生俺敬語使わんぞ?」


「あぁ…これだよ、私に対して敬語はちょっと違和感が凄かったんだよねぇ~サンキュー常影君!」


「え、えぇ、うん…」


まじでいってたのかよこの人…

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