配信~黒狼コロン視点1


「みんな~こんころ~黒狼コロンだよ~」


【こんころ~】

【仕事終わって急いで帰ったらギリ間に合ったぁ~】

【この時間のためだけに仕事頑張ってる】

【塾があったのでバレないようにイヤホンつけて聴いてる】


「お仕事あった人はお疲れ様~塾の人はバレないように気をつけてね~」


まぁほんとは塾で配信聴いてること事態おかしい気もするけど…

私も高校生の時、塾で隠れてゲームやってたからね~


「一個人の意見としては犯罪以外のちょっと怒こられる程度だったらバレなきゃいいって思うんだよね~」


【つまり会社で配信を聞いている俺はセーフと】

【同時進行で仕事してればいいんじゃね?】

【私も歯医者いったあと三十分間はなにも食べないでって言われたけど普通にご飯食べてたし】


「は、歯医者ぁ…やめて歯医者だけは…」


私は昔から歯医者が苦手なのだ隣からギギギって音するしキュイーンとか聞こえるから、あと歯抜くの怖い…もう抜かないけど


【えっ、かわよ】

【歯医者だめなんか】

【意外と見た目と同じく子供っぽいな】


「だれが見た目が子供っぽいだ!子供じゃないだろ!」


【見た目も中身も子供(ぼそっ)】

【おいおいこいつ死んだわ】

【大丈夫高校生位には見える】

【これが合法ロリか】


「だ!れ!が!合法ロリじゃぁぁぁ!!」


机をバンバンと叩く、今ミシッて音聞こえたけど大丈夫かなぁ


【台パン助かる】

【音が優しかった】

【そのわりには少しミシって音聞こえた気がするけども】

【気のせいだよ気のせい】


「こほん、では今日はましゅまろとリスナーさんから来たサムねの画像を見るよ~」


さっき、ましゅまろを開いてちょっと見てみたが意味不明なの多かったけど見まちがえだろう、見まちがえであってほしいなぁ~


【よし!くそまろ部隊準備は出来てるか?】

【隊長!こちらは準備オッケーです!】

【ちらっと見たけどひでえな常影のと同じくらいの酷さだわ】

【俺のやつ読まれるかなぁ~】


「ねぇぇぇ!なにこれぇ!皆よくこんなの考え付くよねぇ!暇なの!?」


ましゅまろを開いて見ると色々とひどかった、たちが悪いのが一つもライン越えしたものが見つからないとゆうことだ


「えぇ~とじゃぁ最初は『僕メリーサン今君の家の前にいるよ』って怖すぎでしょぉぉ!これで本当にいたらストーカーじゃん!」


その時ピンポーンと家のインターホンがなる


「ひっ!ほ、ほ本当にいるぅぅぅx!」


【タイミングよすぎ】

【ちょっと待って!送ったの俺だけど俺今自宅に居るんだが】

【え?怖すぎる】

【ちょ、まじかよ!】


「ちょ、ちょっと待っててね…もしかしたら荷物かも…」


おそるおそるインターホン画面を見ると段ボールを持った音この人がいた


「は、はい」


「あ!白犬ヤマトです~荷物お届けに参りました~」


「あ、ありがとうございます…」


玄関で荷物を貰って配信している部屋へと戻る


「ごめんね~白犬ヤマトだった~荷物頼んだの忘れてた~」


【あれ?口動いてるのに音が聞こえない】

【マイクミュートなってる】

【しっかりしてよ~デビューしてもう結構たつんだからさ~】

【え?聞こえるけど?】


「ねぇぇ!聞こえてるよね皆!絶対聞こえてるって」


【聞こえないに一票】

【俺も】

【私も聞こえてないよ!】


「う、うそだぁ!いっつもミュートしたら聞こえないフリするし!」


たまに席を外してミュートにしたあといっつもリスナーさんが聞こえないふりとかすぐにするからもうそろそろ慣れてきた

大事な発表の時に聞こえてないとこさいあくだしね


【もうちょっと慌ててほしかった】

【びびってるコロンちゃん見れたのでオッケー】

【問題はなし!】


「そんな事ゆうんだったもう今日は配信辞めちゃうよいいの!?」


【おつころ~】

【今日は短かったねぇ~】

【おやすみい】


「ねぇなんで?謝ってよ!そしたら今日は配信続けるからさ!皆冷たいんだね」


いつもこんな感じで配信を終わらせようとするでしょ

そしたらいつものようにゴメンねとかかかれる


「では、次のましゅまろは…」


こうして今日の配信のましゅまろは続いていくのだった

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