就職しろと言われ面接に行ったらVTuberになった件
公認焼き土下座師
第1話 心変わり
俺は23歳の今は自宅警備員兼プロゲーマーの堀田龍介だ
一年前に就活したが惨敗
そこから立ち直れずに少しでも金を稼ごうと動画配信を始めたものの登録者が延びず断念
そこからは自分の唯一の取り柄と言えるゲームと音楽を極め家に引きこもっていた
妹も最初は心配してくれていたが最近では顔も会わせてない
ダメな兄ちゃんでごめんな
そんなこんなで何時ものように気晴らしでゲームをやっていたらチャット欄に新しいメッセージが届いていた
この前の大会の報酬にしては早すぎるし何だろう?
『龍介へ
最近ではすっかり顔も会わせなくなってしまったね
紗英が心配しているよ
最近ではあの子お金持ちになってお兄ちゃんを養うんだって頑張ってるよ
あんたにちょっとでも楽しい仕事がないかって探したら紗英がIT系の仕事を募集 してるところがあったから書類を送ったら何か通ったみたいだよ
最後のチャンスと思って面接にいってみない?
あと面接明日だってよ
母 疾風の楓より』
おいおい最初の方泣けてくるじゃんかよいい妹持ったな俺
いま就職シーズンじゃないのによくそんな仕事見つけたな
まあ最後の就活と思って行ってみますか
ん?もう一個チャットがあるな
紗英からか
『お兄ちゃんへ
面接にいくときはいつもみたいなあのフラミンゴのついた服とぼうしきてくといいよ!』
面接ってしっかりと正装でいくもんじゃなかったけ?
とゆうかフラミンゴのTシャツってあの俺が高校生の時はじめて自分で買ったボカロPのsy○douさんの公式グッズの奴じゃん!
何で買ったの知ってるの?
紗英の言うことは聞いておいた方がいいからなよし今日洗濯して明日着てくか
そうと決まれば面接の練習をするか就活20連敗した経験生かして今度こそ合格してやる!
えっと?
面接会場は?ってえ!?東京!?しかもここあの俺が東京で一番いってみたいスポットナンバーワンのスクランブル交差点の近くじゃん!
こりゃ気合い入れていくしかねぇな
そう決意しお気に入りのsyud○uTシャツを丁寧に片手に持ち久しぶりに家のリビングへと足を運ぶのだった
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