第8話
「シンジくん、ここが客間なの。
早速だけど、執事に紅茶を持ってこさせるわね」
「広過ぎる...」
豪華絢爛な客間だった。
ソファもふかふかであり、光沢がある。
人目見て、値のはるものだとわかった。
今は、父親の会社が倒産したから
俺は貧乏人の息子。こんな場違いな場所は大変居心地が悪く俺的に早く帰りたくなってきた。
やがて。
紅茶が運ばれてきて、
美味しそうなクッキーまで目の前に並べられた。
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