切断

噤んだはずの口

そこから語られるのは

奇麗に着飾れない奇麗事


大人の狡さを

子供の瞳で疑い


子供の利口さを

大人の瞳で見下して


結局のところ

自分事の他人事


解っているのです

分かっちゃいないという事を


分かっているのです

解りたくさえないという事を


頭と心

繋いでいた物を引き裂いたのは

自分自身だということを

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