NEW WORLD
「はーい。じゃあこれから新しい世界に新しい誓約作りまーす。ノア君良く聞いててねー。
生めよ、増えよ、地に満ちよ。
全ての生物、植物は人間の食い物となることでしょう。でもぉ、動物に関しては生で食べちゃ駄目ねー。
もしお前らに害を成すやつらがいたら神様が報復しもーすww
お前らは、生んで増えて群がって、そして増えろ。
これは絶対的な契約であり、その印として空に虹を置いておくよー。この虹はねぇ、ここに契約しましたって印だから。覚えててねー」
「「「はーい!」」」
──────────────────
そうしてノアの子供であるセム、ハム、ヤペテは世界中に人間の元となり、広がっていった。
一方ノアはぶどう酒を飲んで酔った勢いで、950歳で死亡した。
ノアの子、セム、ハム、ヤペテの系図は以下の通りである。
◆ヤペテの子孫は、
◇ゴメル
◇マゴク
◇マダイ
◇ヤワン
◇トバル
◇メセク
◇テラス
◆ゴメルの子孫は、
◇アケシナズ
◇リパテ
◇トガルマ
◆ヤワンの子孫は、
◇エルシャ
◇タルシシ
◇キッテム
◇ドダニム
これらは国と言語と氏族に分かれて住み込んだ。
◆ハムの子孫は、
◇クシ
◇ミツライム
◇プテ
◇カナン
◆クシの子孫は、
◇セバ
◇ハビラ
◇サブタ
◇ラアマ
◇サブテカ
◆ラアマの子孫は、
◇シバ
◇デダン
クシの子はニムロデで、ニムロデは世界初の権力者となった者。
ニムロデの国は最初はシナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネ。
ニムロデはそれからアッスリヤに出て、リホボテイリ。カラとニネベの間に『リセン』という町を建てるというマジでやべえ人だった。
要は五個の国を持っていたすごいひとってことだね。
一国の王じゃなくて、五国の王だぜ? しかもこれ一人だから。
そうしてミツライムからルデ族、アナミ族、レハビ族、ナフト族、 パテロス族、カスル族、カフトリ族が出た。カフトリ族からペリシテ族が出た。
その他エブス人、アモリ人、ギルガシ人、ヒビ人、アルキ人、セニ人、アルワデ人、ゼマリ人、ハマテ人が出た。
これらはみんなハムの子孫で国と言語と氏族に分かれて住み込んだ。
◆セムの子孫は、
◇エラム
◇アシュル
◇アルパクサデ
◇ルデ
◇アラム
◆ アラムの子孫は、
◇ウヅ
◇ホル
◇ゲテル
◇マシ
◆アルパクサデの子は、
◇シラ
◆シラの子は、
◇エベル
◆エベルの子は、
◇ペレグ
◇ヨクタン
◆ヨクタンの子は、
◇アルモダデ
◇シャレフ
◇ハザルマウテ
◇エラ
◇ハドラム
◇ウザル
◇デクラ
◇オバル
◇アビマエル
◇シバ
◇オフル
◇ハビラ
◇ヨバブ
これらはセムの子孫で国と言語と氏族に分かれて住み込んだ。
──────────────────
以上、ここに書かれた人物名は9割出番無しであった。
次回、『TOWER of BABEL』
ニムロデって確かに凄いけど、権力と名声は人をやっぱり狂わせるんだよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます