第3話 A:孤独な世界
変わらないままが良かった
昔のままが良かったよ
だって大好きな人達が皆いた
なのに この時代になるまで
一人ずつさよならしていって
最後に私だけが残った
明日 一緒に歩きたい人もいないよ
寂しいよ 声をあげて 泣いたって
肩を抱いてくれる人もいないよ
顔をあげろなんて 叱ってくれる人もいないよ
こんな世界 今すぐにでも壊れちゃえばいいのに
会いたいよ 声をあげて 願った
叶えてくれる神様なんていないよ
優しいお兄さんも お姉さんもいなくなっちゃって
お父さんの様に見守ってくれた人も
お母さんの様に言葉を聞いてくれた人も
いなくなっちゃって
今は一人ぼっちだからね
詩集68 Q言葉A言葉 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます