佐渡金山に反対する韓国に反対する邦人記者に不都合な世界遺産・百舌鳥・古市古墳群 反韓が目的化した日本の嘘と偽善とダブルスタンダード 単発

一盃口

まず始めに下記のサイトをみればもっと面白く読めます

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68377?page=1









では本編です。


「日本有数の鉱山、佐渡金山を明治日本の産業革命遺産として、世界遺産に登録されるというニュースを聞いたら韓国がじっとするはずがない。」と聞いたら新進気鋭のフリーランス記者、ファ○ドビルダー氏はじっとしているはずがない。あったかどうかも分からない朝鮮人の強制労働をこの地で行わせたという不名誉な説明をさせられる、それは地獄のような戦火に焼けた中国に汪兆銘政権を打ち立て、栄光ある大東亜共栄圏を作り、欧米の悪しき植民地の慣習を打破しようと試みた万世一系の天皇の治める神国ニッポンにとっては許せない、そう述べるのだ。


 佐渡金山の世界遺産登録によって日本が更に世界へと誇るべき名勝ができる、そんな時に韓国の新聞諸社はあまたの煽動的な題名の記事を出して強制労働の説明を求める、そんな一大事に日本人は誰も気づかない。であるからファ○ドビルダー氏は被告ニッポンの無罪を世界に訴えるために同調圧力に負けじと一人、またこちらも国民の心を揺さぶり、強い共感を求めようと強い意見を求めるような勇ましい題名のニュースとともに声を上げた。


 そして、ファ○ドビルダー氏は、この訴えかけに大韓民国そのものが動き出して声明を出しているというのに、かつての国を守るネット右翼の政権であれば動いたはずの些事に、この国は動いて対抗しようとする気がないことを嘆く。

 韓国ではデモ隊が日本は嘘つきだと叫ぶ、そんな小さな運動に対し、日本では勇猛果敢な黒鉄の街宣車が韓国は誠意のない裏切り者であるから「大韓民国政府を対手とせず」と、威勢のいい啖呵を切った。これならばニッポンは韓国の請願などにかまけずに済みそうでよろしいことだ。


 他の政治団体の紛争に関わりたくない国民は、こんな騒ぎに両者の過激な攻勢に辟易し、「正義のために日本国民に訴えるネット右翼も、コリアも円満に合意しなさい」として今後も後方に退くようだ。



 「反日が目的と化している韓国」に対して「反韓が目的と化しているファ○ドビルダー」


 中国人がイギリスに徴用されたのは、1834年の東インド会社の撤退から現代までも続いている。[Jones 1979: 397]当時の中国人は、イギリス国籍を持てずに中国国民でもなかった。しかし古今東西、イギリスによるアヘン栽培のためであろうと徴用は合法だ。徴用をあたかも不法であるかのように「強制労働」と罵倒する国家は、今日の地球上で韓国が唯一であった。強制連行と徴用など、その差異も分別も言葉だけでは決められようもないのに、今、神国ニッポンに刃向かう韓国しかいない。

 

 これを踏まえてこうファ○ドビルダー氏は訴える。「このような韓国の論理によれば、第二次大戦当時の米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、イタリア、中国、ロシアなど多くの国家は、すべて自国民を強制労働に追い立てた、破廉恥な国家になってしまう。このような論理によれば、韓国の青年が徴兵制度に基づいて軍隊に行くことに対して、「強制入隊」という表現を使っても全く問題がなくなる。」


 そう、インド人は第一次世界大戦の時に自国の独立の希望を抱きイギリスに貢献せんと積極的に兵として志願したが、戦後独立は叶わず。そしてその後、第二次世界大戦の最中、まさに太平天国のようであった五族共和の日本という改革者を恐れたイギリスは、インドの独立を訴える運動を悪逆非道にも50大隊を出動させてわずか6週間で鎮圧し、そして来るインパール作戦に青年たちの志願によって我が神国の七万二千人もの無辜の皇民を弑して立ち向かった。その作戦には反乱の最中、神国の伝道者に啓蒙され、ハーケンクロイツと天皇陛下による庇護によって我らとともに戦った栄光あるインド人もいたようだ。どのような気持ちをしたことだろう、相見えたインド人の彼らは。


 しかも、その徴用期間が何だと言う。遥か昔、インダス文明が起こりし紀元前4500年前から現代2022年までの歴史を考えれば、イギリスがインドを庇護したのは100年にも満たない。たった1.5%の時間だ。インドですらそんな歴史上で塵のような僅かな時間である、それよりももっと小さな時間、一年の徴用如きで神国に泥を塗るような韓国は確かに許すべきではない。


 だが、「韓国における反日は、変更不可能な固定された至上課題であり、慰安婦、徴用工、竹島、軍艦島、佐渡金山、旭日旗などはこの至上課題のために、その都度、うまく利用される手段の一つとして存在するだけだ。」というのは変更不可能なネット右翼の固定された至上課題であり、その都度、うまく利用される手段の一つとして存在するだけだ。


 ネット右翼は、失われた33年という長い低迷した井戸の底で苦しむ日本国民の希望となってくれたが、今は少しの間でも反韓をしなければ生きていけなくなってしまった。

 ネット右翼が絶えず、反韓材料を探し続けるのはあたかもその雌伏の33年間の間に復讐すべき相手を見失って禁断症状をますます強めた麻薬依存症の患者が麻薬を求めて探し回るのと同じ道理だ。


 また、「日本のユネスコ登録推進に対して、「過去の恥ずかしい歴史も、率直に公開しなければならない」と攻勢をかける韓国だが、自身には限りなく寛大である。」というファ○ドビルダー氏だが、自身には限りなく寛大である。

 昌徳宮がどうとか言うが、神国ニッポンには仁徳天皇陵という王墓がある。三重で重厚な堀の中に、巨大な前方後円墳が鎮座している。長さ525m、164万m3の体積が、水の上には存在し、しかも水の中の土砂の量を考慮に入れるならばさらに300万立方メートルをも越え、万里の長城を築いた秦の始皇帝の王墓すらも上回る世界一の大きさをも誇るであろう、とされる。


 韓国の昌徳宮の正門に該当する敦化門は、1412年に完成したものであるというが、神国ニッポンの仁徳天皇陵はもっと古い建造物である。5世紀前記から中期、中世に作られた昌徳宮よりも、太古の昔、古代のものだ。

 

 韓国の方では「瑞葱台の建設に動員された人夫の数は、おおよそ50万人にもなった。修理都監、築城都監、都提調(諮問役)、副提調、郎官、監役官などが、200人ほどもいて、彼らが人々をとても過酷に侵奪した。」というようだが、こちらはまず聖徳太子すらもいない時代だ。韓国の彼らの言う略奪など、衆夷を支配する圧倒的な権力を持ったヤマト政権の処業には足るまい。


 「数百年にわたった昌徳宮の建て増しおよび再建により、国民が体験せざるを得なかった苦しい肉体労働と苦痛は十分に推測できる。工事期間中、多くの人々が死んだりケガをしたりしたことだろう。昌徳宮は、朝鮮時代の国民の苦痛に満ちた強制労働の上に建設されたものなのだ。」とも言っているが、我が祖先はどれだけかつて現人神におはしました故天皇陛下の御為にどれほど多くの無辜の民が弑せられ、栄誉なき勲章を負ったことだろう。仁徳天皇陵は、ヤマト政権時代の土民の乏しき御徴発の大地の下に建立された陵墓であるのだ。


 昌徳宮の通り、我が仁徳天皇陵にもそのような説明はすぐにそれと分かる形には見当たらない。






 ネタバレはしないよ。良識がある人ならちゃんと僕の言いたいことが分かるはず。一番言いたかったのにいい忘れたことだけ言っておきます。中世と近代では、支配者層はどうだったでしょう。

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