第2話 メイクこそオシャレの近道
しかしながら、メンズメイクのハードルが高いのも事実です
男性の場合、普段求められる身だしなみからして少ないですからね
顔で注意されるのは寝ぐせと髭くらい
その所為か、整髪料の使用を促しただけで反発する人も多いように思います
一方、女性は高校を卒業するなり公の場では化粧を求められます
いきなり人前ですっぴんは失礼という理不尽を求められるわけですが、反抗する人は少ないです
それどころか化粧をしていないと人前には出ない
そこまでいかずとも
その結果、圧倒的に女性のほうがオシャレです
もちろん性差やライフスタイルといった要因もあるでしょうが、化粧を半ば強制される影響は大きいと思います
何故なら化粧の効果は凄まじいからです
なんせ素人技術でさえ、自分が奇麗になった実感を得られます
そして奇麗になれば、他のオシャレにも手を出したくなるのが人の性
いわゆる一貫性の心理と言いますか、顔だけ奇麗にしてそれで満足する人はまずいません
だからこそ、高校を卒業した女性たちはどんどん垢抜けていくのでしょう
メイクをしますと鏡を見る回数も増えますし、出来栄えを確認する為に自撮りの機会も増えます
そして、それこそがオシャレな人とそうでない人の《《決定的な違い》だったりします
オシャレでない人は自分の顔をあまり見ていません
見たとしても鏡で、写真や動画で自分の姿を見る機会が致命的に少ないんです
ご存知の通り鏡は左右対称
それに鏡を前にすると無意識に顔を作りますし、見る角度も限定されます
その為他人の視界――身長や位置関係で変わる、自分の姿に無頓着になります
証するように、
それほどまでに画面越し――鏡以外で見る自分の顔にショックを受けた男性が多かったそうです
なので、オシャレをすべきか悩んでいる人は自撮りから始めてみましょう
最近のカメラだと自動で補正されるものの、その姿は鏡とは違って見えるはず
更に1週間は置いてから見直した時、あなたにとってオシャレが必要かどうかが分かると思います
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