執事が語る、仕事の為のメンズメイク&コスメ

安芸空希

第1話 ビジネスの為のメイク

 私がメイクを始めたきっかけはレンタル執事の仕事です

 立場上、ある程度の見栄えは必要として手を出しました

 

 つまり、ですね


 そういった方は多く、欧米の政治家やビジネスマンは2000年以前から積極的に取り入れていたという話もあります


 そして近年、日本でもメンズコスメの市場は伸びてきました

 もっとも主力は基礎化粧品とされる化粧水や乳液といったもので、日焼け止めの使用率ですらまだ半数にも届いていないとのこと


 それでも拡大の余地がある市場に違いありません

 事実マスクが必須のコロナ渦で化粧品市場が大きく減少した中、男性用化粧品メンズコスメに限定すれば増大していたそうです


 とはいえ、抵抗がある人も多いでしょう

 男のくせに女々しいとか気持ち悪いとか

 ですが、それは先入観かつ感情論でしかありません

 もしくは無知からくる誤解でしょうか?


 です

 

 ビジュアル系や韓国アイドルのメイクとは別物で、女性で言うところのすっぴん風メイク

 

 特に中年のメンズメイクはナチュラル感が求められますので、注意深く見られない限りバレることは少ないでしょう

 当たり前ですが、好んでメイクを始める中年はほとんどいません

 彼らは仕事の為にメイクをするのです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る