掲示板14 戦乙女

名無しの戦乙女さん

悲報・勇者への誘惑。効果なし。


名無しの戦乙女さん

いったいいつの情報なんですかね……(震え声)


名無しの戦乙女さん

若かったなあ(遠い目)


名無しの戦乙女さん

昔の戦神様「勇者ほしい」


名無しの戦乙女さん

初代四天王を勇者が倒したから、速攻で手が空いてる戦乙女が派遣されたのだ!


名無しの戦乙女さん

ちょっと立て込んでまーす(魔王軍と激戦)


名無しの戦乙女さん

うーっす。契約とって来まーす(激戦直後)


名無しの戦乙女さん

初代四天王は勇者が倒したけど、魔王軍の主力とは普通にドンパチしてたから忙しいのなんの。


名無しの戦乙女さん

英雄の勧誘以外で私らが直接地上に降りるとか前代未聞っていうね。


名無しの戦乙女さん

戦神様「俺も戦いたい……」


名無しの戦乙女さん

地上に降りてもかろうじて肉があるだけっすよね。


名無しの戦乙女さん

弱り切ってる状態を悪用されたら洒落にならないから前線に立つなよ。いいな。絶対だぞ。


名無しの戦乙女さん

ってな訳で正規のお仕事ターイム。


名無しの戦乙女さん

かつての私ら「今なら戦乙女の姉妹が付いてきてお得ですよー!死後に戦神様の領域で宴会を楽しみましょう!」


名無しの戦乙女さん

これなら間違いなく契約取れますわ。


名無しの戦乙女さん

美人でボンキュッボンな戦乙女を侍らかして宴会三昧とか、そりゃ誰だって頷いてくれるに決まってるよねー!


名無しの戦乙女さん

相手は勇者なんだから、これで今月どころか人生のノルマ達成!


名無しの戦乙女さん

勇者との契約を勝ち取ったならおつりが出るレベル!


名無しの戦乙女さん

理想の私ら「げへへへへ! 戦神様、勇者と死後の契約結んできましたぜー!」


名無しの戦乙女さん

戦神様の理想「げへへへへ! いやあ、古今無双の英雄が加わるとか鼻が高いわー! 他の神にも自慢しちゃおー!」


名無しの戦乙女さん

現実の私ら「あのー。断られちゃいました」


名無しの戦乙女さん

現実の戦神様「あんれえええ?」


名無しの戦乙女さん

その笑い方、私らは山賊か!


名無しの戦乙女さん

戦神様「……なんでだと思う?」ヒソヒソ


名無しの戦乙女さん

戦乙女ズ「さあ……全く分からないです」


名無しの戦乙女さん

私らとも真剣に会議する上司の鑑。


名無しの戦乙女さん

いやあ、マジで当時は分からなかった。


名無しの戦乙女さん

戦神様「俺が把握してないだけで今までなんかイレギュラーがあった感じかな?」


名無しの戦乙女さん

戦乙女ズ「確認出来てる範囲ではないっすね。先輩方のマニュアルにも記載がないです」


名無しの戦乙女さん

戦神様「だよね……ええ……なんでだろ……うちの娘たちが今更勧誘をミスるとは思わないし……」


名無しの戦乙女さん

戦神様……。


名無しの戦乙女さん

なんてすばらしい親なんだ!


名無しの戦乙女さん

全幅の信頼っすわ。


名無しの戦乙女さん

尽きぬ酒と宴! 美人の接待! 戦神様の領域に招かれる名誉! これのなにが不満って言うんだ!


名無しの戦乙女さん

勇者「全部」


名無しの戦乙女さん

あっはい。


名無しの戦乙女さん

マジで真顔になったわ。


名無しの戦乙女さん

遠慮とかじゃなく、いつもの調子でそんなこと言うもんだから困っちゃうよねー。


名無しの戦乙女さん

二度目の対応で明らかに私らへの扱いが雑になった勇者の一言。


名無しの戦乙女さん

勇者「それより行くぞ」


名無しの戦乙女さん

あ、なーんだ。


名無しの戦乙女さん

私達を連れ込んで色々するつもりなんでしょ! 英雄譚みたいに! 英雄譚みたいに!


名無しの戦乙女さん

澄ました顔して、このこのー。


名無しの戦乙女さん

やりましたぜ戦神様ー! これをネタにして契約を……あ、あれ?


名無しの戦乙女さん

最前線\バーーーーン/


名無しの戦乙女さん

あれよあれよという間に最前線に連れられたんだよね。怖くない?


名無しの戦乙女さん

勇者「前の戦いの活躍は素晴らしかった。共に魔王軍を倒そう」


名無しの戦乙女さん

きゅ、きゅん……。


名無しの戦乙女さん

わ、私たちがそんな簡単に靡くとは、お、思わないでよね!


名無しの戦乙女さん

説明しよう! 戦乙女は顔とかスタイルを常に褒められまくってるけど、普段は気にされてない武芸を称賛されると弱いのである!


名無しの戦乙女さん

私も陰で努力してるんだけどなー。チラ。チラ。してる女を褒めちゃいましたねえ。


名無しの戦乙女さん

私ら「もー勇者君ったらー。私たち頑張っちゃうよー。あれ?」


名無しの戦乙女さん

勇者なら先陣だよ。


名無しの戦乙女さん

ははあん。さては釣ったら餌をやらないタイプだなあ?


名無しの戦乙女さん

なんなら日常会話が成立するかも怪しいタイプ。


名無しの戦乙女さん

そんで魔王軍をボコボコにして、一旦帰還!


名無しの戦乙女さん

私ら「魔王軍をやっつけてきましたー! がはははは!」


名無しの戦乙女さん

戦神様「おつかれい! 流石は我が娘たち! がはははは!」


名無しの戦乙女さん

私ら&戦神様「あれ?」


名無しの戦乙女さん

うーん似た者親子……。


名無しの戦乙女さん

勇者の勧誘は頭から抜け落ちてました!


名無しの戦乙女さん

なんなら逆に戦力として勧誘されて、ほいほい戦場まで行っちゃいました。


名無しの戦乙女さん

私ってほんと馬鹿……。


名無しの戦乙女さん

戦神様「仕方ない。こうなっては幻影的分身を派遣して、俺が直接勧誘する。勝ったなガハハ!」


名無しの戦乙女さん

私ら「戦神様なら間違いないっすよ! ガハハハハハ!」


名無しの戦乙女さん

戦神様「さあ勇者よ! 死後は英霊として俺の領域に招待しよう!」


名無しの戦乙女さん

き、決まったあ! 戦神様様の勧誘だ! これで落ちなかった英雄は一人もいない!


名無しの戦乙女さん

勇者「絶対嫌だ。ぜーーーーったい嫌だ」


名無しの戦乙女さん

正直に言うけど薄々そんな気はしてたから、ひょーっとしたら無理かもっすねって報告したんだ……。


名無しの戦乙女さん

実は私も……。


名無しの戦乙女さん

背中を預けた女の勘ってやつ。


名無しの戦乙女さん

戦神様「益々気に入った!」


名無しの戦乙女さん

まあそりゃ貴方は気に入るでしょうね。貴方は。


名無しの戦乙女さん

勇者「ばちこーーーーーーん!」


名無しの戦乙女さん

戦神様「ぐええええええ⁉」


名無しの戦乙女さん

もう面倒だから、勇者の反応がばちこーん一色に!


名無しの戦乙女さん

戦神様を殴る勇者の図。


名無しの戦乙女さん

勇者「ところで次はいつ来れる?」


名無しの戦乙女さん

そ、そんな。戦神様がすぐ傍にいるのに口説くなんて……!


名無しの戦乙女さん

時と場所を考えてよね!


名無しの戦乙女さん

勇者「また前線を頼む」


名無しの戦乙女さん

あ、はい。


名無しの戦乙女さん

知ってた。


名無しの戦乙女さん

頭の中に仕事しか入ってない。


名無しの戦乙女さん

私らが前線支えたら、勇者がフリーになって斬首作戦しまくれるから仕方ないね。


名無しの戦乙女さん

四天王「ぐえええええ⁉」


名無しの戦乙女さん

涙の魔女に殺され、師範に殺され、軍僧に殺される四天王じゃない。元気だった?


名無しの戦乙女さん

殺されてるのに元気な訳が無い。


名無しの戦乙女さん

でもあいつら、代替わりの補充速度と質が明らかに落ちてるのよね。


名無しの戦乙女さん

流石に何代も殺されたら尽きてくるでしょ。寧ろ今までがおかしいのよ。


名無しの戦乙女さん

一桁は、私らが全員挑んでも返り討ちにされる可能性が高いレベルだったのに今や……。


名無しの戦乙女さん

流石は勇者と言うことね!


名無しの戦乙女さん

せやな。


名無しの戦乙女さん

せやせや。


名無しの戦乙女さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの戦乙女さん

勇者!勇者!勇者!


名無しの戦乙女さん

この掲示板は勇者を称えるスレになりました。

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