第二回目

今日は、家族で出かける予定だ。長いことしていなかった卓球をやりたい。


僕は、実は小学生の頃に、卓球部に所属していたのだ。しかし、中学では違う部に所属しているため、やる機会がなかったのだ。最近、体育の授業で卓球をやったので、感覚がちょっとだけ戻ってきて、少しやってみたいと思った。


あなたは卓球をしたことがあるだろうか。とても面白い競技なので、ぜひやってみてほしい。卓球はほかの競技と比べて、体力をあまり使わない。(とはいっても長い時間やっていたらすごく疲れる) なので、割と老若男女問わず、比較的誰でもできる競技なのだ。


僕が卓球を始めたきっかけは「チームふたり」という小説を読んだことだ。うちの小学校では、たしか小学四年生から、部活動ができるようになる。(うろ覚え) それぐらいの歳の時に、その本を読んで、卓球をしたいと思ったのだ。はじめはうまくいかなくて、球を打つと、卓球台とは関係ない全く別の方向に飛んで行ったりしたものだ。


「チームふたり」は、吉野万里子さんが書いたスポーツ小説だ。主人公である大地だいちは東小卓球部のキャプテン。小学校最後の試合に、最強のダブルスを組みたかったのに、五年生のじゅんと組むことになり、がっかり。しかし、数々の事件を乗り越えていく中で、大地だいちが本当の「チームふたり」を見つける話だ。読んだ当時、小学三年生くらいだった僕は、とても感動したのだ。


何にでも影響されやすい僕は、大地だいちみたいになりたくて、卓球部に入ったんじゃないか、と今では思う。「チームふたり」にはシリーズがあり、確か「チームひとり」なんていうのもあった気がする。全て卓球にまつわるお話だが、全て面白いので是非読んでもらいたい。語っているうちに、僕が読みたくなってきた。


卓球という競技の特徴は、球に回転をかけることだ。英語ではtable tennisてーぶるてにす(綴りあってるよね?)ともいうが、本質はテニスと大きく違うのではないかと、僕は思っている。これは実際に体験しないとわからないことだが、ボールに回転をかけると、大きく軌道が変わるのだ。そのまま直進してくると思って構えていたら、いきなり曲がって打ち損なう、なんてことも多い。あるいは、どうにか打ち返したのはいいが、変な方向に球が飛んで行ってしまうなんてこともざらだ。


しかし、逆にそれを仕掛ける側になると、途端に面白くなる。相手の技量にもよるが、点を何回も連続で取れるのだ。楽しくないわけがない。本当の試合はこんなにうまくはいかないが、回転のかけあいで、より技量が高い方が、点を取ることになるのだ。



さぁ、話は(めっちゃ)変わるが、あなたは音楽を聴くだろうか。聞くとすればどんなジャンルだろう。僕はここ2・3年間、ボカロにはまっている。また、最近は聞く回数が減ってしまったが、髭男も好きだ。


音楽は、精神に大きく作用すると思う。激しい曲や速い曲を聴くと、気分が揚がってくるし、ゆっくり落ち着いた曲を聞けば、心も落ち着いてくる。今思いついたのだが、例えば、僕が親に怒られている時に、後ろでずっと落ち着いた曲を流しておけば、親も叱る気が失せるのではないだろうか。


       よし、家ではゆったりした音楽を流していよう!

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