応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 刺草織り、ここで再登場するとは思いませんでした。処刑者はこの生地が彼女にとってどんな意味を持つものだったのかを知らないだろうに、こうしてしかるべき相手の手元に渡った辺りがとてもドラマティックでぐっときました。
    貴重な衣類の構造も興味深い。袖は取り外してメンテできる事に感心してしまいました。服飾の文献まであたられてる作家さんならではの名エピソードですね。
    個人的に、サブタイは「よすが」のままに一票です。報復にも転じてますが、内容的には王とジャンヌ、双方にとって文字通りよすがでしたので。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    オルレアン包囲戦のあと、刺草織りの反物を贈られた史実をふくらませて、本作のエピソードができました。
    なぜ、ジャンヌは異端の再犯になると知りながら再び男装したのか?
    はっきりした理由はわからず、それゆえに創作し甲斐があります。

    よすが。
    古めかしい言葉で、読者さんは馴染まないないかも…と迷いましたが杞憂でしたね。一票ありがとうございます!

  • 今回のこの話、思わず涙があふれ出てしまいました。
    ジャンヌのよすがとしたもの、そしてジャンヌの本心を知ったシャルル7世の気持ち……
    切なくて切なくて、読み終えた今何とも言えない気持ちです。

    歴史に詳しくないので通説がどうなのか分かりませんが、ジャンヌの最期とシャルル7世がジャンヌのためにとった行動がクラルテさんの紡ぎだす文章を通すと、妙に納得してしまいます。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    章の締めくくりなのに、語りが淡々として盛り上がりに欠けるかな…と危惧していたため、こちらのコメントを見てほっとしました。

    通説では「恩人を見捨てた、見殺しにした」といわれますが、
    調べれば調べるほど「そんなことない」とシャルル七世を擁護したくなります😭


  • 編集済

    わー懐かしいです!
    再び読める時が来るなんて嬉しい!
    当時はキャラクターのイラストが描かれていましたよね。
    それが見れないのは残念ですが、代わりに顔文字で表現されててほっこりです(ΦωΦ)
    ちなみに、すでにこの時から「優しい王太子さま」呼びは出てたんですね。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    覚えててくださったのですね! そうそう、LINEのプロフィール画像みたいなアイコンがついてましたw
    優しい王太子さま(gentil dauphin)は実際にジャンヌが口にしていた呼び方です。小説本編でも積極的に採用してジャンヌに言わせてました。

  • 少年期編序章をひさしぶりに再読。感慨深い!
    ロングパスおつかれさまでした

    作者からの返信

    こちらにも応援コメントありがとうございます。
    ロングパスw 確かに!

  • 同じサブタイの前話とのギャップがスゴイ・・・

    作者からの返信

    趣味はシリアスとコメディの反復横跳びですw


  • 編集済

    資料を発見されたのが先月でしたでしょうか。これに気付かれた時、とても衝撃でしたでしょうね。こちらまで胸の温かくなる思いです。シャルティエさんの思い、何百年か越しに明らかになってほんとに良かった!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    スピーチと遺作、それぞれ単独でさらっと読んだだけでしたが、
    第十一章を執筆しながら並べて読んだところ「話の核心が同じでは…?」と気付き、そのままピッコローミニのエピソードに生かされてますw

  • 12.4 神の犬(1)への応援コメント

    この終わり方、グッときます。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    当方のシャルル七世は温厚に見えて、内なる情動が強いタイプです。

  • しんの様、そしてnannerlさま、私にまで返信くださって有難うございます。拝見してほっこりしました。

    ジャンヌ自身が聖女になることを望んでいるなら止めはしない。なるほど、陛下はそういうスタンスだったのですね。

    ジャンヌと大元帥の共闘は一度だけなので短期間にどう絡むのかな、と気になっていたのですが、予想以上にしっかりとした接点でしたね。後の展開に連なっていて私も「おおっ」と思いました。大元帥の自覚を促しただけでなく具体の行動に影響を及ぼすとは。ジャンヌさんもおそるべし!

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    フォロワーさん同士で考察を深め合っているのは、作者としても感無量です。
    ジャンヌが本当に聖女だったかはともかく、関わった人たちに深く影響を残した… 本作ではそんなスタンスのキャラクター設定です。


  • 編集済

    クラルテさん、hum_a_tuneさん、解説ありがとうございます!
    細やかで丁寧な説明のおかげで、ようやく腑に落ちました。
    それまでは「聖女とは認めない。絶対に。」の独白が氷のように冷めた感情だったのですが、ぬくもりある言葉へと受け取り方が変わりました。
    疑問を残したままにしなくてよかったです。

    またこの「密談(4)女性を愛するよりも」の話も、以前ジャンヌとリッシュモンがパテーの戦いで話したダビデ王とヨナタンのエピソードに繋がってますよね。
    まさかここに帰ってくるとは読んでいた当時思いもしなかったので驚いています。
    改めてクラルテさん、おそるべし!

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    お二人の興味深い考察は、作者としても楽しかったです。何かあればいつでもどうぞ!

    >ダビデとヨナタン
    中世ヨーロッパを舞台にするからには、キリスト教の教義や禁忌の取り扱いは避けては通れないですから。西洋の時代劇っぽさを感じていただければ。


  • 編集済

    nannerlさま、はじめまして。新参者が横から失礼します🙇(ここ数ヶ月ですっかりはまってます🤭)11章、良いですよね。続きが気になって今日も読みに来てしまいました。

    ところで「聖女とは認めない」の言ですが、私はジャンヌさんが生身の人間だという思いから出た言葉かな、と思って読みました。本作中の彼女の言動から、素朴で善良で、ピュア過ぎる信仰心こそあるものの“普通の女の子”を感じたので。王の「あの子」という親しみある表現もありましたね。なので「絶対に」との独白にも冷淡さというよりは寧ろ親愛を連想しました。

    当然、彼女を神格化する信奉者や現代の一般人が耳にしたら「聖女サマ」を「軽んじる発言」と受け止める訳で、その認識の差を再度表現する為に冒頭へ回帰したのかも、と考えました。作者さん、おそるべし😆

    なんて。見当違いでしたら駄文お許しください。
    リッシュモンやらシャルティエやらの真意が楽しみな本章ですが、皇帝の傍迷惑さ滑稽さが良い息抜きとアクセントになっててちょっとお気に入りです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。的確すぎる解説、おそるべし!
    おっしゃる通り、シャルル七世はジャンヌを生身の人間、等身大の少女として見ているため、「聖女」として崇めるのも利用するのも本当は嫌なのです。
    でも、ジャンヌ自身が聖女になることを望んでいるなら止めはしない。そういうスタンスですね。

    主人公が温厚な王様タイプなので、皇帝は(はたから見ている分には)憎めない暴君タイプをめざしてみました。
    シャルル七世よりも序列が上で、敵でも味方でもないというレアキャラです。

    編集済
  • 読解力がなくてコメント書くのをためらったのですが、どうしても疑問が残るので教えてください。

    少年期編の序章につながるということで改めて読みましたが、序章のシャルル7世は突然ジャンヌに対して冷めた感情になってしまったように感じました。
    特に最後の「聖女とは認めない。絶対に。」が、なぜ「絶対に」と言い切るまで冷たい態度になってしまったのか。
    それはフス戦争に参戦するつもりの手紙の内容を知り、ジャンヌが穏やかな日常よりも戦闘を望んでいたということで、心が自分から離れてしまったと解釈したからなのでしょうか?

    ショッキングな終わり方なだけに何度も何度も読み返しましたが、どうしても納得できなくて…。
    よろしくお願いします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    率直なご感想は、執筆する上でとても参考になります。
    疑問について、作者の意図はhum_a_tuneさんがコメントで書かれているとおりでして。作者返信しなくてもよくね?w と思うくらい的確なので、ご一読いただければ。

    もう少し突っ込んだ説明をすると——
    史実のシャルル七世は、ジャンヌに対して冷淡で恩知らずといわれてます。
    だから、本作のシャルルの言動が一見冷たく見えるのは、ある意味、正しい見方です。

    作劇の都合上、シャルル七世はこれからジャンヌの足跡を追っていくことになるので、気づきがあるたびにジャンヌへの想いも変化していく予定です。お楽しみに。

    編集済

  • 編集済

    11.12 密談(1)への応援コメント

    昨夜第11章を一気見(現時点で「密談1」まで)するほど興奮する内容でした。
    特に「フス派への手紙」の最後の終わり方には脱帽です。
    ジャンヌの死の知らせが(分かっていることですが)ショックで何度もこの章を読み返してしまったくらいです。
    衝撃を受けました。
    この話「密談1」のシャルル7世と同じくいろいろなことが起こりすぎて、寝る時間なのに横になる気になれないくらいでした。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。一気読み嬉しい❣️
    読んでいる方が不快にならない程度のショックな展開と、先が気になるような「引き」が理想です。

  • わぁ…これは不穏ですね😮

    作者からの返信

    シャルル七世にまた悩みの種が…😔


  • 編集済

    本項を今朝読んだ時、何だかじ~んと感動してしまい、今また読み返しに来てしまいました。
    ストーリーを追ってきてジャンヌさんに同調してしまったのか?正直それもありそうですが、それ以上にしんのさんの知識と経験と誠実さ、それらが一つの結晶と化したのがこの聖別式の描写なのかも、と思いました。「見知った顔」がさり気ないのももどかしくてまた良いですw
    いつも更新ありがとうございます。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    物語的な意味でも、執筆的な意味でもやっとここまで来れました。
    長い旅に付き合ってくれた読者さんの心に何か響くものがあったとしたら、これ以上の幸せはありません。

    >見知った顔
    www🤣 さらっと読み飛ばしそうな一文を拾っていただけて嬉しいです!

  • イベントにご参加くださり、ありがとうございます!

    シャルル7世が勝利王と呼ばれるまでのお話。史実を基にした作品ですね。あのジャンヌ・ダルクを見捨てたフランス国王のお話ということで、歴史好きな私からしても大変興味深いです!彼がどういう人生を歩み、どういう考えの下、ジャンヌ・ダルクを救済しなかったのか。ジャンヌ・ダルクは不動の人気ですが、シャルル7世側のお話は読んだことがないので楽しみです!

    稚拙ではありますが、こちらにも遊びに来てくださると嬉しいです!

    作者からの返信

    最近ご無沙汰だった自主企画のページを淡々とながめていたところ、あまり見かけない感じのテーマに興味を惹かれて参加しました。
    企画主さんから応援コメントをいただけて感激です。
    私ものちほどじっくり拝見しますね!

  • フランス語の詩、スタイリッシュですね。vive la souris! おネズミ様バンザイ!っていうかわいさのあるフレーズなのに、こうもかっこいい詩に見えてしまうのはフランス語のせいでしょうか。

    こうした本編とは独立した逸話コーナー面白いですね。フランス語もキチンとしていて、読んでいてとても気持ちいいです。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    おネズミ様バンザイ!という訳がめっちゃかわいいです♡
    他にも哀愁とユーモアを兼ね備えた作品がいくつかあるので、本作とは別件でいつか紹介したいですね。


  • 編集済

    8.5 戦後処理と再会への応援コメント

    『少年期編』からずっと読んでいます。
    私にとってようやく待ちに待ったジャンヌが出てきたので、ますます話の先が気になっております。

    クラルテさんが描くジャンヌの素朴さ、ひたむきさ、純粋さ、健気さの表現が非常に分かりやすく心打たれました。
    今後彼女が進む運命のことを考えると胸が痛くなります。

    『少年期編』の序章に「彼女を聖女と認めない」発言がありますが、今後『青年期編』でどう話が展開していくのか今後も目が離せません。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    少年期編の初回が2018年8月末だったので(小説家になろう)
    1年以上ブランクありましたが6年目でやっと登場させることができました。

    シャルル七世とジャンヌが実際に交流したのは1年ほど。
    「彼女を聖女と認めない」発言に説得力がある筋書きを書けるといいのですが…
    とはいえ、考えすぎると書けなくなってしまうのが難しいところ。

    ぼちぼち進めていきますので、引き続きよろしくお願いします。

  • インティマシーな話、面白そうですね。

    歴史上の表面的な部分だけでなく、深読みするの楽しそうw

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    資料に「Intimacy with Charles」なんて書かれてたら
    深読みせざるを得ない!

  • 明けましておめでとうございましての中で、連日の怒涛の更新大変お疲れ様です。
    リッシュモン推しの自分、一般的な認識についてはともかく、オルレアンからのリッシュモン長期の不遇の期間が始まるのかと、正直ある種、しばらく消化期間なのかなと思って少しリラックスして脱力気味に読み進めているところに、いやなんですかねいきなりワッっとリッシュモン成分浴びせかけられて脳がびっくりして心機一転、身を正して有難く拝見しております大変ありがとうございます!

    この二人のこういうシーンはもう1432年頃まで時代が進まないと見ることはないのだろうかと思っておりましたが、それはそれとしてあくまでフィクションであると明言してることについては個人的には好感を持っております。その上で、不遇の中でも上手くは言えませんが、ちゃんと対話できてある種の相互理解とか信頼関係には至らずとももう少し描写がなんて思ってもいなくとも望むところ(?)でしたので、
    理想のリッシュモン描写に「神か」との思いといえばいいか。
    痒い所に手が届くというか。語彙おわるっていうか。

    えーとにかくとにかく。 連続更新大変うれしく思いますが、くれぐれもご無理なさらぬように頑張ってください。これからも楽しみにしてます!

    作者からの返信

    明けましておめでとうございます。
    年末年始の怒涛の更新とリッシュモン成分……w
    ある意味、お年玉ですね。

    私にとっては、応援コメントをはじめ反応をいただけることがお年玉です。いつも励みになってます!

    現時点だと、シャルル七世が25歳でリッシュモンが35歳。
    若気の至りということでご笑覧ください。

  • 早速要望にお応えいただきありがとうございます。
    登場人物のページは需要があまりないとのことでしたが、非常によくまとめられているので皆さんにも読んでもらいたいと今日読んでみて改めて思いました。

    作者からの返信

    見ていただけてよかった^^
    各章の進展に合わせて少しずつ内容を変えていくので、チェックしていただけたら嬉しいです。第二章の紹介ページも近いうちに!

  • 3.4 シノン城(3)への応援コメント

    こんにちは。
    更新されているのを知り、今日ようやく【青年期編】の続きをを読むことができました。
    最近「トリスタン・ル・ルー」や「ジョン・ラボック」の文学・哲学系のものばかり見ていたので、「7番目のシャルル」が読みやすくて読みやすくて一気読みしてしまいました(久々更新で嬉しいせいもある)!
    読んでると思い出すこのワクワクドキドキ感…
    早く続きが読みたいです!

    あと要望なのですが、【少年期編】にあったような章の最後にある登場人物の説明ページがあるといいなと思いました。
    久々の更新だったので読んでいて一瞬思い出せない人物などもいたので…

    作者からの返信

    まさかの一気読み!
    ありがとうございます。更新再開した甲斐がありました。

    各章最後の人物紹介ページは需要がないと思ったため、青年期編以降は省いてましたが…
    ご要望にお応えして、第一章の終わりに追加しました。
    https://kakuyomu.jp/works/16816927859769740766/episodes/16817330659434690182

  • これはリシュモン殿の逆鱗に間違いなく触れますよね…

    冷静な顔しながら青筋立てている元帥殿の姿が見えるようです…こわーい(笑)

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    やっぱりこの手紙には忠誠心以上の感情がこもってますよね。
    リッシュモンの反応込みで妄想しがいが…いや、創作しがいがあります。