ふたりの奇跡な出逢いから恋人へ

第1話

ある日突然お便りは届いたの

全く知らない人から

私はどんな人からの便りにも

丁寧にお返事をしていた

数ヶ月前からきみの事を

見続けていたんだ

憧れの人だから

遠くから眺めているだけで

満足をしていたんだけど

やはりきみと話をしたい

友達になりたい

想いが膨らんで来てしまって

きっと返事なんて来やしない

ﾀﾞﾒで元々だな

想いを伝えるだけで

それだけでいい

もしかしたら返事を

貰えるかもしれないから

そんな想いからきみへ

便りを届けてみたら

丁寧な返事を貰い

更にきみの事が気になって

仕方なくなって来て

気づくときみへ便りを

届け続けていたんだ

暫く経ったある日

あなたは私へ

打ち明けてくれたわね

たくさんの中に紛れている

私を見つけ出してくれた

あなたは凄い人だわ

出逢えない人の方

数知れずいるのに

あなたは私の事を…

賢くて凛としていて

意見をちゃんと持っていて

明るくて優しい人

でもふとっ！した瞬間

見せるか弱さや

気遣いの出来る女性だな

きみをそう感じたんだ

あなたは後日になって

話してくれたよね！

きっとあなたは

照れ屋さんなのでしょう

いいのよ

そんな所が可愛いわ

男性も時には

可愛さを持っていて

欲しいと思う時あるの

便りを貰ったばかりの時

ﾄﾞｷﾄﾞｷを抑えていたのよ

あなたは気づいていたかしら

同じ匂いがしたんだよ

初めてきみを見た時

あなたは話していたわね

どんな匂い？

尋ねてみると

同じ匂いが

同じ考えするのだなと

いつもあなたは

後日になってから

呟くのよね

これから私たち二人は

どんな形になるのかな

楽しんでいきましょう

どんな愛を育てて

いくのかしら…

あなたには分かるかな

ゆっくり

育てていきたいの

ふたりの奇跡の出逢い

大切にしていきたいね

この奇跡の出逢いを

あなたとふたりの奇跡

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