ワタシが、イラっとするとき(チェック項目付)

橙 suzukake

ワタシが、イラっとするとき(チェック項目付)

□ 強風混じりの氷雨が降っているのに出掛けなきゃいけないとき


□ 猛暑日に、テレビのインタビューアーが「この暑さどうですか?」と街の人に尋ねているとき


□ 天気予報士が「明日も猛烈な暑さになるでしょう」と言った後に、「熱中症に十分気を付けなればいけませんね」と、判で押したようなコメントを眉間にしわを入れながらアナウンサーがしたとき


□ 夏場、電気温水器付きの水道のノズルを下げて、あまりにも熱いお湯が出たとき


□ すぐ目の前で、軽トラが走っているとき


□ 人気ひとけが無い横断歩道の手前で、いちいち一時停止寸前まで減速する、車ナンバー【98-14】のいつもの軽自動車が今朝も前に走っているとき


□ 電波が悪いために車内のテレビ画面が一時停止状態になって、それでも音声だけが止まらずに流れているとき


□ 特に、寒い冬に、尿意を感じたとき


□ ようやく、これから!っていう仕事への意欲が出たときに尿意を感じたとき


□ トイレットペーパーの端を引っ張ったら10cmだけ出て終わりだったとき


□ 少量しか排便していないのに、考えられないほどの回数、トイレットペーパーで拭かなければならないとき


□ 蚊に刺されて血を吸われたとき


□ ブヨに噛まれて血を吸われたとき


□ 湿布負けして痒いとき


□ 貧乏ゆすりしながら、マウスで細かい作業を行うとき


□ 机上が物に溢れて、資料の置き場がないとき


□ スマートフォンで、同じ字を何度も何度も打ち間違えたとき


□ 全角で文字を打っているつもりが、半角アルファベットが画面に羅列されてしまうとき


□ wordで文章を打っているときに、いつのまにか、【上書きモード】になっていしまっているとき


□ ティッシュを抜き取ったら、最後の一枚だったとき


□ 骨伝導イヤホンのスイッチをONにしたら「バッテリーは残りわずかです」とアナウンスされたとき


□ 鼻の脂のせいで、メガネが下にずり落ちるとき


□ 家人が大きなくしゃみを3回以上させたとき


□ しかも、最後のくしゃみで「ハッ~クショーーーーン ウぇええ」と言ったとき


□ 寝室で眠りに就こうとしているとき、スプラトゥーンをしながらの大音量の罵声が聞こえたとき


□ マヨネーズを絞ったら「ブシュッ」と音をさせながら最後の少量が皿に出たとき


□ 半閉めだったドアが屋内に吹き込んだ強風のために「バタン!!」と大きな音をさせて閉まったとき


□ 普通に閉めたつもりが、思わず力が入って「バタン!!」と大きな音をさせてドアを閉めてしまったとき


□ それと同じことを、目の前で家人がやってしまったとき


□ 耳の遠い人に(特に親父)何度も大きな声で伝えた挙句に生返事されたとき


□ LINEに既読がいつまでも付かず、その理由が、お菓子を食いながらいつまでも友達と馬鹿話をしているから、ということが明らかなとき


□ しかも、バレバレなのに、違う言い訳をしたとき


□ しかも、言い訳だけして、謝りもしないとき




□ イライラしないとき。それは、眠っているとき。それ、一択。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ワタシが、イラっとするとき(チェック項目付) 橙 suzukake @daidai1112

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ