第9話 イチのツボ
イチは笑いの沸点が異様に低い。
と…思う。
僕がやることですっごく笑ってくれるから、こっちも嬉しくなる。
僕自身、そんなにユーモアがある方ではないのだが、何かがツボなんだろうな!
家でしかふざけたこととかしないし、職場や外ではスンッてしてます。
僕のイチの前でだけやる持ちネタと言っていいでしょう。その一つに「桃太郎侍」があるのだが。
これをやるとイチはメッチャ笑う。
ただいつでもではなくて、ココぞ!って時じゃないとダメ。
「いなかっぺ大将」ってアニメがあったのだが、その主題歌に「大ちゃん数え唄」ってのがあって。
それと「桃太郎侍」の名台詞を合わせたもの。
「桃太郎侍」の口調で…
ひと〜つ…ひとより…力持ち
ふた〜つ…故郷あとにして
みっ〜つ…みらっいの大物だーい
だいちゃ…ん…どばっと丸…はだか
って風にやってやると、イチはメッチャ笑う。
イチの面白いの中でもランクがあって。
MAXが…まっかぶった。
イチが「まっかぶった」と言えばそれは、最高ランクで。
めっちゃクリーンヒット!!
「まっかぶった」が出ると、よっしゃー!である。
「まっかぶった」がどういう意味かと言うと…
すごくツボをつかれて、大笑いした時に、少しお漏らしすること。
ハハ…
僕の休暇中に1回か2回はだすかな!
ちなみにイチの母ちゃんは、
僕にとっての義理母であるが。
僕が「ケイン・コスギ」の真似をすると、めっちゃ笑う!
さすがに「まっかぶった」は言わなけど。
ハハ…。
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