潜降11m サンゴのかけら②
こんなにも取り乱す自分の気持ちに驚いてしまう。
夜は永遠に続くかと思うほどだった。
しかし、時間が過ぎると、やっぱり外はぼんやり明るくなっていくんだ。
その日、事務所でいつものように仕事をすると、また夜が来た。
ごはんを食べ、YOUTUBEを覗いて、シャワーを浴びて..
やることをいろいろ作り、空白の時間がないようにした。
それでも、
もう来ることのないメールがまた来てしまいそうで、それがなんかこわかった。
土曜日、コンプレッサーの音とともに1日が始まり、会社の事務、保険の手続きの為の外回りなどしっかりと業務を行う。
やがて土曜日の少し早めの閉店時間17:00がやってくる。
タイムカードをガチャリと押すと、私は部屋に戻ることなく、そのまま羽田空港に向かった。
・・・・・・
・・
そして、今、私は沖縄にいる。
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