4/26(火)自分の課題に怯えてる Hooo~♪

いい歳してまだこんなことを言っていてお恥ずかしい限りなのだが

見つめ合うと素直にお喋りが出来ない。by桑田佳祐


これが「人見知りでぇ~」とか、そういうのではなく、逆なのだ。


気を付けないでいると、相手の目をガン見でバリバリ喋ってしまう。

相手の眉間を見て話しましょうというエチケットがあるらしいが、なんのその。

もしも猿だったら大げんかに勃発するくらいのガン見だ。


そして、話す内容も素直に喋ると自分の感性に寄り過ぎて全く相手に伝わらない。

なので、相手の目を見すぎないように、自分の思うことを小さい子にでも伝わるよう翻訳して話すように心がけている。


……というのも、クセの強い人種というものがある一定数存在しており、特に私のいる業界では90%はそんな人間で、また、そんな人間でないと生き残れない世界だからしょうがないというか、まあ、普通の人だってそんな中に居れば多少染まってしまうものだ。

とか言って、ぺろっと人のせいにしてみるが私の個性によるところが大きい。


そんな状態で一般の人と仕事をしないといけなくなった時や、もっと身近なところで言えば美容室で小一時間美容師さんとマンツーマンでトークを繰り広げなければいけなくなった時などかなり気張らないといけない。


先日も最初の1時間くらいまではうまくいっていたと思う。

が、その日はカラーも入れてもらう日で、溶剤をなじませるため15分くらい放置された時に気が抜けた。


カラーが終わって、カットに入る第二ラウンドがボロボロだった。

最後に対戦相手の放った言葉が「5歳児みたいですね」だった。

ちなみに、その担当の方はその日初対面だ。


完敗だった。


その時のことを思い出すたびに伊集院静が本で書いた「大人ははしゃがない」という一文を思い出す。

普通を演じることが出来る知性と最後まで演じ切る体力がほしい。


人を驚かせない。と、いうこと。


これが本当に難しいし、円満に世渡りしていく中でとっても大事だと痛感している。

相手に身構えさせない、気を遣わせない物腰や話し方、仕事の進め方、時間と約束は絶対に守る姿勢。


そんな当たり前のことに未だに手こずっている。なんとかしたい。


あと、こう書いてみると、人に紛れて生活している妖怪人間みたいだなあ。

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