6月6日 6回目 

 ろ : 老化かな?

 つ : つかまり立ちが

 か : 可能なら

 い : いったん様子見

 め : 迷惑だから


 土曜日深夜0時ごろ、ベッドに寝ていた主人がトイレに立とうとしたとき、腰の痛みで全く起き上がれなくなりました。右にも左にも全く動かすことができず、お手上げ状態。ついに主人が救急車を呼べというので、呼びました。


 救急隊が来てくださったのですが、少しでも動かすと痛むので、横向きになったまま、縦に真ん中ではずれるタイプの担架を左右から入れ、合体させてベルトで固定し、運ばれました。この担架、よく考えられていますね。これでどんな痛い人たちが運ばれたのだろうと思うと……。ウッ。


 ちなみに、私、人生6回目の救急車です。私自身はお世話になっていません。初回のお姑さんが玄関に落ちた時は、頭から映画「アンタッチャブル」みたいに流血していたのもあり、さすがにガクガクしましたが、今回は帰りのために車で行こうかしらと考えたり、主人の靴を持っていこうと思ったりしました。命の心配がなかったから、余裕です。


 救急車の中で搬送先が決まるのを待っていると、どうやら当番の病院はすでに救急車が3台待っている模様。相当待たされますということでした。しかも、検査の技師さんが休日はいないので、痛み止めをもらって帰るだけになると思いますと言われました。ちょっと遠い別の病院も受け入れられないとのことで、プチ「たらいまわし」を現実に体験してしまいました。


 命にかかわっていなくてよかったと思う反面、救急車を使う申し訳なさもありました。そうはいっても、横向きで担架にベルトでくくりつけられているような主人を私が平日に病院に連れていくことができるわけもなく、待ってもいいから行くことにしました。


 私は車で後から追いかけ、誘導された待合室でしばらく待っていると、車いすに乗った主人が……。あれ? 動けたの?


 聞くと、小だけでなく大もしたくなってしまい、救急隊員さんが「おむつの中にしてもらうようになります」とおっしゃったそうです。それまでは「半身不随になったらどうしよう」とマイナスのことを考えていた主人が、「絶対自力でトイレに行く」という強い気持ちに変わり、「なんとしても! なんとしても!」と、なんとか車いすに乗せてもらうことができ、トイレにも行けたそうです。


 人の気持ちってめちゃめちゃ体を左右するんですね。強い意志で前向きに生きれば怖いものなしです(笑)。気持ちの持ち方、大事です。


 痛み止めをもらって家に帰りました。3時すぎだったかな? 薬のおかげで何とか動けます。


 診断はおそらくぎっくり腰、ということでしたが、後日MRI検査を受ける予定です。

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