第3話形
女子達は数人のグループで構成される。
一番ギャルで大人っぽくとても目立つ
グループ、そして、二軍、三軍とギャルの子達が複数グループを作る。
反対側にアニメや漫画が好きな女の子達
そして僕みたいに、どこにも入らず1人でいる子
キイナは特別どこのグループにいる訳でもなかった。
漫画を読む子達に近寄ると
話をして漫画を借りていたり
ギャルの子にピアスを開けてあげたりしていたり
ギャルの子達のグループは
地味な子達に高圧的だった。
キイナは誰と居ても変わらない態度だったけど、
地味な子達はキイナさんと呼んでいた、
キイナは
キキでいいよ!
そうゆうと、
地味な女の子達は、嬉しそうにして
ピアスの事など聞いていた。
僕は休み時間1人で筆箱をいじりながら
キイナを観察していた
どこの形にもはまらないキイナ
ある日
中世的な男の子が化粧ポーチを持っているのを、見られいじられていた。
化粧ポーチは投げられ、教室の床に落ちて、
中身が、出た、
キモッと
どからか女の子の声がした。
その男の子は内股で立ったまま下を向いていた
残りは傍観者だ
キイナは寝ていたが、
騒ぎに気がつくと
直ぐに席を立ち
床に散らばった化粧品を拾ってポーチに入れた。
ポーチの埃を丁寧にはらうと。
少し内股で震える男の子に近づき
肩をポンと叩き
はい、とポーチを渡した
クラスのみんなが静かになった。
キイナは、
私も同じグロス使ってるよ!
笑って言った。
男の子は涙目でありがとうと言った
その後、
その日誰も男の子をいじらなかった。
キイナは何事もなかった用にまた
机の上で眠った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます